先週の日曜日のこと、土田英生くん率いるMONOの公演を観に行きました。
MONOの説明は演劇関係者だったら、全く必要ないですが、一応説明します。
彼らは土田英生くん、水沼健くん、奥村泰彦くん、尾方宣久くんと金替康博くんという全員が立命館出身の5人組で、OMS戯曲賞大賞作家が二人もいて、数々の賞を受賞している名劇団。
立命館出身の劇団としては、松田正隆さんのマレビトの会と双璧をなしています。
ところが私、実はB級プラクティス時代から含めてもMONOのお芝居を観ていなかったのです。
松田さんの方は時空劇場時代に何回か観ているのですが、MONOの方はちょうど私が芝居を観ることから離れ始めた後にMONOが東京進出し始めたこともあってか観ていませんでした。
ということで初MONO。
当たり前なのですが、とにかく完成度が高い。
安心して観ていられて、なおかつ面白い。
役者同士の絶妙な間と掛け合い、そして、次々と変化してゆく人間関係。
そしてなにより、暗転の使い方が絶妙。
暗転の間に時間が動く、それが明転後、じわーっと明らかになる。
それがまたシュール。
とにかく『巧い』。
90年代、大好きでよく観に行ったカクスコを思い出しました。
カクスコは男優6人組。6人の絶妙な掛け合いと笑いとアカペラで展開するお芝居でした。毎回「お決まりな」展開でしたが、それはそれで面白く、足を運んでしまう、そんな劇団でした。
ただ、完成度が高い分、冒険はありません。
冒険する必要はありませんものね。
ただ、MONO場合、もう少し遊んでくれても面白いのになと思います。
さて、公演終了後、ロビーで奥村君に挨拶。
作・演出の土田君は学生時代もちろん面識もありますし、お互いの芝居を観たこともありますが、いっしょに芝居や練習をしたことはありません。
ところが奥村君とは所属している劇団(今はない学生劇場)は違ったのですが、私が所属していた西一風と学生劇場が合同公演をした関係で、合同でワークショップをしたり、私がスタッフとして参加したりとその後も長く交流が続きまして、彼のことはよく知っていました。
今は役者としても舞台美術家としても、いくつも賞を受賞するような存在になってしまい、とても近寄れないかなーと思いつつ挨拶をしたところ、すぐ思い出してくれたので私としてはとてもうれしかったです。
そして、そんな奥村君は学生時代と雰囲気がほとんど変わっていません。
いろんな意味で行ってよかったお芝居でした。
MONOの説明は演劇関係者だったら、全く必要ないですが、一応説明します。
彼らは土田英生くん、水沼健くん、奥村泰彦くん、尾方宣久くんと金替康博くんという全員が立命館出身の5人組で、OMS戯曲賞大賞作家が二人もいて、数々の賞を受賞している名劇団。
立命館出身の劇団としては、松田正隆さんのマレビトの会と双璧をなしています。
ところが私、実はB級プラクティス時代から含めてもMONOのお芝居を観ていなかったのです。
松田さんの方は時空劇場時代に何回か観ているのですが、MONOの方はちょうど私が芝居を観ることから離れ始めた後にMONOが東京進出し始めたこともあってか観ていませんでした。
ということで初MONO。
当たり前なのですが、とにかく完成度が高い。
安心して観ていられて、なおかつ面白い。
役者同士の絶妙な間と掛け合い、そして、次々と変化してゆく人間関係。
そしてなにより、暗転の使い方が絶妙。
暗転の間に時間が動く、それが明転後、じわーっと明らかになる。
それがまたシュール。
とにかく『巧い』。
90年代、大好きでよく観に行ったカクスコを思い出しました。
カクスコは男優6人組。6人の絶妙な掛け合いと笑いとアカペラで展開するお芝居でした。毎回「お決まりな」展開でしたが、それはそれで面白く、足を運んでしまう、そんな劇団でした。
ただ、完成度が高い分、冒険はありません。
冒険する必要はありませんものね。
ただ、MONO場合、もう少し遊んでくれても面白いのになと思います。
さて、公演終了後、ロビーで奥村君に挨拶。
作・演出の土田君は学生時代もちろん面識もありますし、お互いの芝居を観たこともありますが、いっしょに芝居や練習をしたことはありません。
ところが奥村君とは所属している劇団(今はない学生劇場)は違ったのですが、私が所属していた西一風と学生劇場が合同公演をした関係で、合同でワークショップをしたり、私がスタッフとして参加したりとその後も長く交流が続きまして、彼のことはよく知っていました。
今は役者としても舞台美術家としても、いくつも賞を受賞するような存在になってしまい、とても近寄れないかなーと思いつつ挨拶をしたところ、すぐ思い出してくれたので私としてはとてもうれしかったです。
そして、そんな奥村君は学生時代と雰囲気がほとんど変わっていません。
いろんな意味で行ってよかったお芝居でした。

