さて、先週の日曜日のこと、サワガレ旗揚げ公演「あいめまいみめい」を観てきました。
西一風の後輩たちが出ると聞きましたので・・やっぱ、いくしかないっしょと行きました。

若い人ばっかなんだろうなぁと思っていたら、同世代と思しきおじさまおばさまを発見し、ちょっとほっとしたりして。
ま、別にいなくても観るんだけれど・・

で、お芝居は「下山事件」と「口蹄疫」の問題をクロスさせてベースにしながら展開させていく、ちょっと難しいお芝居。
たぶん、ちゃんと理解するには、最低2回は観ないといけなんだろうなと思いながら観ていました。

私自身、社会派的なお芝居は実は嫌いではありません。
いや、むしろ好きというべきですね。
たった一回だけですが、私自身の作・演出で行った公演「雨月大作戦」が全編ギャグっぽくしましたが、国鉄民営化を皮肉った「政府が民営化しちゃう話」でしたから、充分社会派でしたね。
(私の稚拙な芝居と比較するのはとてつもなく失礼ですね。)

で、お芝居、面白かったのですが、全体的にちょっと消化不良な感じがしました。
なんだかこなれてないというか、なんというか。だから、終った時に「あれっ??」という感じ。
つまりは終っていない感じがして仕方ありませんでした。

たぶん、もうちょっとだけシーンを整理したらよかったのではないかな?
もしかしたら、もうちょっとだけお話がたりないのかもしれない。
いや、単に間がまずいだけか??

もう何年も何十年の芝居を離れている私が言うのはよくないですね。

でも、たぶんまた行きます。

mokichi4516の過ぎ去った青春の思い出-ArtComplex1928