今日は高麗美術館へ行ってきました。
ちょうど、『「写真絵はがき」の中の朝鮮風俗』という展示をやっておりました。
今年は日韓併合100周年ということで、日本が朝鮮半島を占領・植民地化していた時代に、現地で制作された絵はがきのコレクションを展示、そこから見る風俗、文化、そして当時の日本政府の思惑に至るまでに思いをはせることができる内容でした。
特に私にとっては、明治後期~昭和にかけての印刷技術を見る上でも貴重な内容でして、特に吉田初三郎氏の鳥瞰図を見ることができたのは幸せでした。

mokichi4516の過ぎ去った青春の思い出-高麗美術館 <

さて、実はこの高麗美術館でちょっとしたハプニングがありました。
この美術館、実は履物を脱いで上がるのですが、帰ろうとげた箱をみたところ、私のサンダルがない!
どうやら、少しだけ似たサンダルがあったので、どなたかが間違えて履いていってしまったようです。

困ってしまい、学芸員の方と相談して30分ほど待ったのですが、戻ってくる気配なし。
そうこうしているうちに、閉館の時間が近づいてくる・・・
仕方なく、美術館のサンダル(女性もの)を借りて、履物を買いに出かけたものの、意外に見つからない。

ついに意を決して、タクシーで北大路ビブレに乗り付け、そこでビーチサンダルを買って、再びタクシーで高麗美術館へ戻ることに・・・

痛い出費で、がっかりの日曜日でした。
しかし、サイズも形もちがうのに、なんで気がつかないのだろう・・・
酔っ払いじゃあるまいし。

でも、帰宅途中、堀川今出川のバス亭でバス待ちしていたら、偶然、旧型ミニに乗ったリベラ常連のS氏と遭遇。
白梅町まで送ってもらい、ちょっとラッキーというよくわからない一日でした。

たぶん、あのお気に入りのサンダルは戻ってこないだろうなあ・・・残念!