さて、4月に引き続き劇団西一風 の公演に行ってきました。
今回は横浜のチェルフィッチュという劇団の「三月の5日間」という戯曲(レパ)を使った公演でした。
この「三月の5日間」、2005年の岸田戯曲賞受賞作です。
う~ん。ちっとも知らんかった。いかに私が芝居から離れているか解りますね。
西一風にとってオリジナルレパ以外で公演を行うのは、結構珍しいことなんではないかと思います。
(と思っていたら、最近は結構やっていたみたいです。)
でも、これがなかなか面白かった。
元々の作品を観ていないので、評価は難しいのですが、おそらく作品に独自の解釈を加えたのではないかと思いますし、それがそれぞれの役者の個性に合っていると思います。
前も書きましたが、私が西一風にいたのは、それこそ西一風が結成された2か月後からの85年から88年ですが、当時の演技レベルと比べると、今のほうが数段上だと思います。
20数年前の私たちが今の西一風の皆さんに勝てることと言えば、貧乏度合以外では、そう、新しい劇団を立ち上げたというエネルギーがあったというくらいかもしれません。
しかし、毎回、彼らの若さにジェラシーを感じてしまう自分が情けないです。
そのあと、無限洞へ行き、しばし昔話にふけってしまいました。
正直、やり残したことだらけです。
その前に目の前の新しいことをやり遂げないと・・・と思います。