もう、多くの人が語った話題ですが、不肖私も遅ればせながら語らせていただきます。
先週、アフガンで拉致殺害された伊藤和也氏。むしろ、戦死というべきだろうか。
その葬儀で父親は「元気で行ってこいよ」と送り出し、母親は先立つ息子をしかったと言います。
張り裂けんばかりの思いではなかったでしょうか?
実に5年もアフガンへ農業指導で赴いていた彼は支給された月1万円の生活費からこつこつ貯金し、
地元のモスクに20万円の寄付までしていたと言います。
我々は彼に何をしてあげられるのだろうか。
せめて、国民栄誉賞くらい贈ってあげるべきではないだろうか。
北京五輪で金メダルをとった人も大変努力をされたすばらしい人々だと思うが、彼こそ英雄と称えられる
べきではないのだろうか。
いや、それも彼は喜ばないかもしれませんね。
我々にできること、それは彼を忘れないことなのかもしれません。
誠に僭越ではございますが、慎んで伊藤和也氏のご冥福をお祈りいたします。