浜辺で貝を探す娘 ちょっとした用事ができて、一家で嫁の実家へ行ってきました。片口いわしをむさぼるとんびたち

嫁は内房の生まれです。

館山のちょこっと手前、岩井海岸こと岩井。

臨海学校や海水浴で有名だったが、今は一時の面影は残念ながらありません。

ただ、とても穏やかな浜辺の町です。


上の娘と二人で初夏の浜辺に出てみました。

「きれいな貝殻ないかな~」とひたすら貝を探す娘。

「これど~お」と持ってきたのが、ガラスの破片。

砂と波で現れて丸くなっていました。

「これはね。人間がすてたガラス壜が砕けて、削られてできたものだよ」

「うっそー」


なかなか信じがたいかもしれない。


ふと見ると、地引網にからまった片口いわしを払い落として、もう一度網を設置しようとしている猟師さんは二人。

頭上にはたくさんのとんび!

かもめじゃなくてとんび!


浜辺に棄てられるいわしを目指して飛んでいます。


もしかして、これはあえて棄てているのかな?

採っても価値がない魚だけれども、とんびにとっては大切な栄養源ですしね。


夏になれば、海水浴客でごった返す岩井海岸の5月のある日の景色でした。