1月3日に福原愛選手の北京五輪派遣が内定しました。
ほんと、心からおめでとうをいいます。
皆さん良くご存知のように、彼女は国内大会とくに日本選手権で優勝していないことから、意外と国内評価の低い部分があるのですが、それには「福原対策」を特別に習得した一部の選手に負けるだけの話で、やはり国際的に通用するのは彼女だと私は思っています。
まず、フォアのミートの早さ、小さいテイクバック、そしてなにより体に近いボールをより早く効果的に裁ける技術は卓越したものがあります。
国内の指導者にはまだまだ、かつて日本が卓球王国だった時代の荻村、長谷川、伊藤と言った名チャンピョンの戦形をよしとする雰囲気がまだ一部にあります。
ところが世界の卓球はもうすでに違った次元に進んでおります。
一例を挙げれば、レシーブ時右利きの選手が右足を引いて待つなど今トップクラスの選手でしている人はいるのでしょうか?
しかし、まだ末端の卓球教室では上記のようなことを教えたりしています。
そういった底辺の意識を改革しない限り、卓球日本の復興はありえないのでないかと思います。
でも、福原選手に今年こそは全日本チャンプになってほしいですね。
全日本選手権いよいよ15日からです。当面の敵は藤井寛子選手かな?