次はかずら橋に向かいます(^o^)
四国一の河川であります吉野川は、中央構造線上に西から東へ直線的に流れて徳島市で海にそそがれるのですが、その上流三好市(池田町)あたりで直角に折れ曲り南から北へと流れます。
道路もまた三好市(池田町)あたりが一番標高が高く、吉野川に沿って南にずっとくだり坂になっております。
その途中に小歩危、大歩危という吉野川の流れが作り出した渓谷があります(^o^)
で、
池田から直角に曲がり、南から北への流れになると、川岸の様子は一変します(^o^)
で、
ここからが凄い話しなのですが、吉野川はなんと山方向に向かって流れているんです\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
普通の一般的な川は、山があって高いところから低い所へ川は流れます(^o^)
しかしながら標高の高い山の方向へ流れるような場合は、山の歴史よりも川の歴史の方が古いことを意味します(^o^)
どういう事かというと、
大昔の四国に南から北へ流れる川がありました、で、中央構造線の造山運動によって行く手に山脈ができます(^o^)
けれども造山運動といっても、おそらくはせいぜい1年間に5ミリくらいの隆起でしかないので、川の侵食の方が隆起を上回ります(^o^)
で、川の流れのないところではどんどん隆起し続け山になります\(^o^)/
ならば三好市(池田町)で直角に曲がらずに、瀬戸内海にまっすぐ流れればいいのですが、今度は吉野川の誕生よりも前からあった山脈があったため、川は立ちはだかる山を浸食する事ができず、北側を山脈に塞がれる形で徳島市に流れているのです(^o^)
こういう地形は非常に珍しいと、以前本で読んで、まさにその通りだったので大感動です(ToT)(ToT)(ToT)
すばらしい地球のパワー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/