台風くずれの低気圧が北海道からようやく去りつつありますが、


オホーツクではこれまでに経験をしたこともないような40メートルという暴風によって


悲しいかな当牧場も収穫前のデントコーンが風でなぎ倒されてしまいました(T_T)


しかも当牧場の主は数日前から風邪でやられてしまい床にふせっている状態で、人間は風邪にデントコーンは風にやられるという笑えない状況、、、。

風邪だろうと熱があろうと寝ている場合ではありません(o_o)





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倒されたというか、もう茎が折れてしまっています、、、。

雨が降って畑が加湿状態で強風が吹けば、根っこから傾いて倒伏し茎が折れる事はないのですが、根っこが傾くまでの水分が土壌になかったのか、それとも尋常ではない暴風のためか茎がみんなボキッと折れてしまっています、、、。

茎が折れてしまったら、もう後は枯れるか折れた部分からカビるかどちらが早いかみたいな状況です(T_T)



本来であれば収穫はとっくに終わっているはずでしたが、北海道上空に居座った寒気のためにここ1週間ほど天気が安定せず、連日の雨により収穫作業が中断していた中でのまさにトドメのような暴風による一撃です(T_T)


今年のデントコーンは過去にない程の生育に恵まれ、収量も例年比の2割から3割増しとの事で、つい何日か前までは大豊作だと浮かれていたのですが\(^o^)/、このようになってみると収穫してサイロに積めてみるまではいくら生育が良くとも安心なんぞしてはならないという何かの戒めと受けとめるしかありません。


雨前に、一部分の14ヘクタールは収穫が済んでいたのがせめてもの救いで、残り26ヘクタールがこのようにぐちゃぐちゃに倒れている状態。
あとは収穫機で倒れた分の何割くらい収穫できるかによるんですが、7割くらい拾えるか6割くらいしか拾えないか、はたまた8割くらい拾えるか、、、明日やってみないとわかりません。


エサ不足になるような事はないと思うのですが、なかなか厄年もすんなりとは終わってくれませんね(^o^)