浦和ボーイズ3年生は関東ボーイズリーグ大会の1回戦、2回戦を突破し、ダブルヘッダーで3回戦に挑みました。

対戦相手はこの大会連覇中の優勝候補である武蔵狭山ボーイズさん。武蔵狭山ボーイズさん、対戦頂きありがとうございました。

初回から相手の猛攻を受ける浦和ボーイズ。四球やミスから失点を重ねていきます。打線も相手左腕に抑えられ、単打は出るものの続かずに得点できません。

相手の勢いは止まらず、そしてその勢いに飲まれた浦和ボーイズは守備のミスを連発。結局試合は大差のコールド負けとなりました。2年前のブロック準決勝出場の成績にはあと一歩届きませんでした。

相手は同じ中学生。技術や能力に大きな差がある訳ではありません。それではなぜこの試合は大差で敗れてしまったのでしょうか。

確かに相手は平日練習をしているチーム。絶対的な練習量は違います。身体もつくっていますので筋力にも違いがあるかもしれません。

それでも全国大会に出場する為には武蔵狭山さんのようなチームを倒さなければなりません。この力の差を埋める為に自分達に何が出来るのか、自分達に何が足りないのか、何を目標にすべきなのか、考える良い機会を子供達は得られたと思います。

高校野球での活躍を第一に考え、鍛えすぎず、育てすぎず、追い込まず、そのことを常に意識して野球に取り組んでいる浦和ボーイズ。でも心の成長だけはどのチームにも負けない、自立と人間力を高める指導を続けています。彼らがこの試合を人間力の面で大きく成長できるきっかけにしてくれたら、悔しい敗戦にも意味が生まれると思います。

3年生にとって浦和ボーイズで成長できる時間はあと少し。浦和ボーイズでの1日1日を大事に、多くのことを学んで欲しいと思います。

頑張れ浦和ボーイズ3年生!!