7/18(水)、息子の高校野球部は選手権大会県予選4回戦、CシードのE高校と対戦しました。平日にも関わらず、スタンドには多くの方々が応援に駆けつけてくれました。チアダンス部、ブラスバンド部、その他学校関係者など3塁側のスタンドはほぼ満席の状態でした。

 

息子は3番センターでの出場です。試合前の円陣はいつも通り息子の掛け声で盛り上がります。

 

先攻を選んだ息子の高校野球部でしたが、初回は三者凡退。息子はショートライナーでした。その裏、2アウトを取りますが守備のミスで2失点。不利なジャッジなど不運も重なりましたが、全体的に動きがかたい。シード校を意識しすぎているのでしょうか。

 

3回裏にも守備のミスや不利なジャッジからさらに3失点して5点差となります。今までノーエラーで戦い続けてきたチームでしたが、この試合では痛いところでミスが出てしまいます。

 

4回表、ワンアウト後息子が詰まりながらもセンター前にチーム初ヒットを放ち、この日4番に抜擢された2年生がヒットで続いてワンアウト1、3塁のチャンスを迎えます。しかしながら後続が倒れて無得点に終わります。

 

5回裏には相手打線の連続長打などで2失点。相手ペースのまま試合が進みます。

 

6回表に先頭の息子は初球の甘い変化球をセンター前にはじき返し、今日二本目のヒットを放ちますが、後続が凡退して無得点。なかなか得点できません。

 

6回裏、故障のため長いイニングが投げられないエースがマウンドに上がり、1イニングをノーヒット無失点に抑えてチームの反撃を待ちます。しかし7回表の攻撃で得点が出来なかったチームは0-7の7回コールド負けとなり、4回戦、県ベスト32で敗戦となりました。

 

試合に敗れたことは大変残念ではありましたが、チームの状態が悪い中で、160校中ベスト32は予想以上の成績だったと思います。大声援のサポートもあり、自分たちの力を十二分に発揮することが出来たと思います。エースの故障が誤算ではありましたが、子供達も関係者もやり切った感があふれていました。

 

息子は3打数2安打。選手権大会予選3試合で9打数5安打1打点2犠打。お祭り男らしい、素晴らしい成績だったと思います。

 

試合後、仲間との抱擁をしたあとに、息子は号泣している後輩達一人一人に声がけをしたり、号泣して言葉を発せなくなった応援団長の代わりにブラスバンドやチアダンス部へ御礼のあいさつをするなど、いかにも息子らしいふるまいをしてくれました。よくぞここまで人間性が成長したものかと胸が熱くなりました。

 

E高校の選手たちと挨拶をして、自分達を初め対戦してきてお預かりした千羽鶴と彼らの想いを引き継ぎました。

 

これで息子の高校野球部の夏が終わりました。息子もこれをもって一旦野球は終了です。これから先どのような形でもかまわないので、野球に携わってほしいと個人的には思いますが、まずは野球から受験勉強に切り替えて大学入試に向けて頑張ってほしいと思います。

 

野球部並びに関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。たくさんの感動をどうもありがとうございました。

 

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