いよいよ開幕した高校野球公式戦、春季地区大会。息子の高校野球部は1回戦、KS高校と対戦しました。息子は3番センターで先発出場です。

初回はお互いに無得点。息子の第1打席はサードゴロでした。2回裏の守備で普段では考えられないアンラッキーが連発します。何でもない外野フライが太陽と重なり2ベースに。送りバントが小フライになりピッチャーがダイブするも弾き、次のセーフティバントはお見合いとなり満塁。ワンアウトを取り次のバッターのゴロをホームゲッツーを焦った内野がエラー。そして次のバッターにセンターオーバーのタイムリー3ベースを打たれてしまいまさかの5失点。

これが初戦の難しさなんでしょうか。

3回表、先頭バッターが嫌な雰囲気を振り払う2ベースヒットで出塁すると1、3塁としてバッターは息子。相手左腕のストレートをレフトへタイムリーヒット。続く4番もセンターへタイムリーヒットを放ち2点を返します。

4回表にはヒット2本で作ったチャンスに1番が左中間を破る2点タイムリー2ベース。2番の犠牲フライで5-5の同点に追いつきます。

しかし5回裏にランナー2塁からの送りバントを送球ミスしてしまい1失点。5-6と再度突き放されてしまいます。

6回表、四球2つで1、2塁としてバッターは息子。相手左腕のストレートをジャストミートした打球はレフトスタンドへライナーで飛び込む逆転の3ランホームラン。8-6とします。

やっと出た息子の柵越えホームラン。地道な努力がようやく実りました。

しかし相手も粘り強く、6回裏に1、2塁から右中間を破る2点タイムリー2ベースを打たれ8-8と再度試合は振り出しに戻ります。

7回裏に相手チャンスで送りバントの小フライを捕手がダイビングキャッチの超ファインプレー。これで流れを再度引き寄せたチームは8回表、四球で出塁したランナーを置いてバッターは息子。前の打席のホームランで気を良くしたのか、相手右腕のストレートを迷いなく振り抜いた打球はセンターの頭を超えるタイムリー2ベースヒットとなり、再度相手を突き放します。続く4番にもライト前タイムリーヒットが出て10-8としました。

最後は粘り強く投げたエースが無失点に抑え試合終了。10-8で辛くも初戦突破となりました。

息子は5打数3安打5打点1HRと公式戦でやっとチームに貢献出来ました。これで中軸として認めてもらえるかな??

試合後、対戦相手に所属する少年野球時代の一期後輩が挨拶に来てくれました。嬉しそうな笑顔で話す息子の姿を見て胸が熱くなりました。

日曜日は代表決定戦。対戦相手は春の選抜21世紀枠県推薦校で、秋の代表決定戦で敗れた古豪KK高校。相手は初戦をホームラン3本でコールド勝ちしています。

厳しい試合になると思いますが、秋のリベンジを果たして県大会出場を勝ち取って下さい。

頑張れ野球部!
{1C37FC93-B245-4008-858F-48556B272FF7}