12月に入り息子の高校野球部は厳しい冬トレがスタートしました。来年の夏まで闘い抜く身体作り、馬力をつけるトレーニング、課題克服のメニューなどにじっくり取り組むシーズンです。この冬の過ごし方で春以降の結果が大きく変わるチームにとって大事な時間となります。

子供達に話を聞くと、冬トレは練習試合や公式戦よりも疲れると言います。徹底的に心身を鍛える為生半可な気持ちでは乗り切れない、辛く厳しいトレーニングの時間です。

また各々の課題克服の為にもとても大切な時間です。守備、バッティング、スローイングという技術的なものから、身体作り、下半身強化、身体の使い方などを身につけるなど、それぞれが日々ぶつかっている課題に向かい合い、克服に向けて取り組んで行きます。

息子にとっての大きな課題は下半身の強化と使い方。バッティング、スローイングにおける細かい課題の根本が全てここにあります。本人も意識を強く持って妥協せずに課題に取り組んで欲しいものです。

冬トレの内容としては、1週5kmのコースを2周する10kmラン、スポーツジムの先生によるスタビライゼーショントレーニング、そして学校のジム設備を利用してのトレーニングなどの体力トレーニング。

また体力トレーニングの効果を上げる為に、部活中にお米を炊いてカロリーを補充し、補助食としてプロテイン、アミノバイタルなどを服用します

そしていつもの基礎トレーニング、野球の技術トレーニングも行います。

夏休み期間の練習も厳しいですが、冬も同じくらい大変です。チーム一丸で乗り切って欲しいですね。

さて冬トレが本格的にスタートした先週末は、チームを2つに分けて紅白戦を行なったそうです。

息子は4番センターで出場。相手投手はチームのエース。昨年冬の紅白戦以来、久しぶりの対戦となりました。

結果は4打数1安打。センター前にヒットを放ったそうです。今の息子は身体が早く開く為強い打球はセンターから右にしか打てません。エースから1本打ててほっとしていましたが、課題克服も大変だと改めて感じたことでしょう。

投手陣のこの一年の成長はやはり素晴らしかったようです。エース君は球速もあり、失投でなければそう簡単に打てないと息子も話していました。この日怪我で当番しなかったもう一人の投手と共に、同じチームで戦うことが出来て本当に心強いです。

来年3月からの練習試合スケジュールも決まっています。どこも力のあるチームばかりです。厳しい冬トレでしっかりと春の準備をして行きましょう。
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