市内総合野球大会の決勝に進んだ息子の高校野球部。決勝の相手は甲子園出場経験があり、市内外から有力選手が集まる古豪TS高校。市内に住む私も個性的なユニフォームを見る度になんとなくワクワクしてしまうチームです。

朝からの霧も晴れて暑くもなく寒くもなく最高の野球日和となりました。スタンドにも野球関係者や野球ファンなど多くの観客が集まり、ツィッターでも画像、動画付きで実況中継されていました。高校野球人気恐るべし。

息子は準決勝に続いてこの決勝も3番センターで先発出場となりました。

1回表、2番バッターがセンター前ヒットを放ちますが、息子は相手左腕の変化球を引っ掛けてサードゴロゲッツー。チャンスを潰してしまいます。

先発マウンドに上がった投手は上々の立ち上がり。3回まで相手打線をノーヒットに抑えます。準決勝で登板し完投した投手と同様、素晴らしいピッチングを披露してくれます。

その頑張りに打線が応え、4回表に死球からヒットや相手エラーなどで2点を先制します。しかしその裏、守備の乱れから1点を返されてしまいます。

その後両チームともに無得点が続きますが、8回表に先頭の息子が四球を選び、ナイスピッチングを続ける5番ピッチャーがセンターの頭を越えるタイムリー3ベースヒットを放ちます。続く6番キャッチャーも見事スクイズを決めて4-1と相手を突き放し試合を優位に進めます。

相手打線も粘り、1、3塁からのダブルスチールで1点を返し4-2で9回の攻防を迎えます。

9回表、先頭代打の空振り三振のボールを相手キャッチャーが後逸、さらにボールを見失い一気に2塁まで進みます。その後2番バッターがヒットでつないでバッターは3番息子。相手左腕の外角寄りの変化球を強引に引っ張り、泥くさいレフト前タイムリーヒットで貴重な追加点を上げ5-2とします。ファーストベース上で小さくガッツポーズです。

そして9回裏、先発投手は気迫のピッチングを披露してくれます。準決勝で三者三振に抑えたチームメートに負けじと、同じく三者三振で試合を締めてくれました。合計12個の三振を奪うナイスピッチングで完投。試合は5-2で勝利し、この結果チームは見事優勝、大会3連覇を達成しました。

息子は4打数1安打1打点1四球でした。

新チームになってから勝ちきれない試合が続いていましたが、秋に入りチームは一変。力強く、そしてたくましい試合を続けこの20試合で14勝。一歩一歩着実に成長し続けています。

その成果を試す大会で見事優勝。子供達もチーム関係者も大きな自信になったと思います。大変有意義な大会となりました。

対外試合禁止期間まで練習試合も残り4試合。その後は厳しい冬トレ。子供達には春にひとまわりもふたまわりも大きな姿を見せて欲しいと思います。

優勝おめでとう!!
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