2/14(日)、Uボーイズは先週に引き続いてのオープン戦でした。対戦相手は名門Tボーイズ。私にとってお世話になっている方々が多くいらっしゃるチームです。Tボーイズの関係者の皆さん、どうもありがとうございました。

この日の試合は先日のオープン戦での反省から子供達がどれだけ考え、どれだけ準備をしてきたのか、その成果を試す大事な試合です。

後攻となったUボーイズ。初回相手のランナーを出しますが、セカンドの好守でなんとか無失点に抑えます。その裏に先頭バッターのヒット盗塁から作ったチャンスを3番のファーストベースに当たるラッキーなタイムリーヒットで先制します。

しかし3回表に苦しいピッチングを続けていた先発投手が相手打線に捕まり、四球や連打で3点を献上してしまいます。いつもの制球力が見られずストライクを取りに行ったストレートを痛打されていました。

4回からマウンドに上がった2番手投手は彼らしさを発揮して7回までの4イニングを無失点に抑えます。ストレートと変化球を織り交ぜ、緩急をつけたピッチングで相手打線を抑えて行きます。ストライク先行、テンポの良いピッチング、そして何よりも彼のモチベーションである少ない球数で試合を作ってくれました。

そんな投手陣に応えるべく、打線は6回に2アウト2、3塁のチャンスを作り、相手内野陣の守備の乱れから2点を奪い、なんとか同点に追いつきました。

そして7回裏、ヒットで出塁した選手を送りバントで2塁に進め、1番バッターがレフトセンター間へサヨナラタイムリー。試合は4-3のサヨナラ勝ちとなりました。

そして第2試合はTボーイズさんのご好意で女子プロ野球チームと壮行試合を行いましたが大敗。相手も強かったですが自分たちのミスで大量失点となってしまいました。頑張った選手もいましたがほとんどの選手が練習の成果を発揮出来ませんでした。

試合後の反省会では監督やコーチから厳しいコメント、叱咤激励が飛びました。特に失敗を恐れて消極的なプレーが続出したことに厳しい意見が出ていました。ミスを恐れてチャレンジしない。消極的な守備でアウトにできる打球をセーフにしてしまう。積極的な走塁が出来ず進塁のチャンスを潰してしまう。失敗を恐れ、試合を通して成長出来る多くの機会を活かすことが出来ませんでした。

毎試合、失敗を気にせずに思い切りやるように、失敗することよりも消極的なプレーをする事のほうが悪いと指導陣は話していますが、子供達にはまだまだ難しいことのようで実践出来る子はほとんどいません。失敗を恐れてチャレンジできない事で試合を通した成長の機会を逸し、技術もそして何より心の成長が出来ずにいる子供達。その為試合で練習通りのプレーが出来ずに失敗やミスを繰り返してしまいます。

この事に子供達が明確に気づき、どうするべきか考えられるようになるまで、私達大人は子供達に促し続けて行かなければならない!そう強く感じたオープン戦でした。

今週末もオープン戦があります。彼らにとって良い成長の機会である実践形式の練習。どうすれば成長できるのか、どのように取り組めば機会を活かせるのか、子供達にはさらに考え、準備をして欲しいと思います。頑張れ子供達!!
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