9/27(日)、Uボーイズ練習試合第二戦。相手は県内強豪チームTボーイズさんです。
今の2年生が1年生の時代に練習試合をしてTボーイズさんに20点取られて大敗。しかし2年の春にはUボーイズがコールド勝ちでお返ししました。
Uボーイズに負けて以来、さらに厳しい練習を課したTボーイズさんはチームが格段にレベルアップ。夏から公式戦を含めて10連勝を記録するなど、素晴らしいチームに成長し続けています。
もちろんUボーイズも成長していますが、ここ数試合で課題や弱さを多く露呈し、チーム状態は良くありません。試合前にガチンコで試合をしましょうと声をかけられ、春の雪辱に燃える相手の想いを強く感じました。
それでもやるしかありません。試合になれば気持ちの弱いチームが負ける。決して諦めない、強い気持ちを持って相手に挑め!と試合前に監督から子供達へ檄が飛びました。
後攻のUボーイズ。先発マウンドに上がったエースM君は、初回を0点に抑える無難な立ち上がり。この日は球威がある事に加えてほどほどに球が荒れていた事もあり、相手バッターは苦戦していました。
1回裏、Uボーイズ先頭バッターM君がレフトオーバーの2ベースで出塁。2番S君はしっかりと送りバントを決めて1アウト3塁とします。ここで3番のA君はピッチャー横へスクイズ。サードランナーのスタートも良く見事成功。1点を先制します。
2回以降毎回のようにランナーを出す苦しいピッチングですが、ギリギリのところで踏ん張るM君。野手もノーエラーで投手を助け、2回以降無失点に抑えていきます。
Tボーイズも安定した守備でUボーイズ攻撃陣を抑えていきます。Uボーイズも毎回のように長短打が出ますが後が続かず残塁の山を築いていきます。両チーム共試合に集中している好ゲームとなりました。
5回を終えて1-0とUボーイズがリード。監督は先発したM君、捕手でチームの要のH君に状況を確認すると、2人とも「最後まで行けます!」と力強く返してくれました。監督もここまで来たら最後まで投げさせたいと覚悟を決めていました。
6回表もランナーを出しますが後続を抑えて無失点に切り抜けるUボーイズ。その裏、投手の頑張りに5番バッター捕手のS君が応え、2アウトからレフトセンター間を深々と破る2ベースで出塁します。ここで6番のエースM君はサードゴロ。しかし送球が乱れてファーストが後逸し、2塁ランナーが一気にホームイン。貴重な追加点を上げます。
最終回、今まで接戦をものにした事がほとんど無いUボーイズ2年生はどの子も表情が固い。今まではこう言う場面で弱気の虫が出てきて試合が壊れてしまう事が多々ありました。しかしこの日は何とか踏ん張り試合終了。Uボーイズは2-0でTボーイズさんに勝利する事が出来ました。
エースM君は完封。送りバント、スクイズであげた点数をチーム一丸となって守りきりました。細かい課題は見つかりましたが気持ちは誰1人切らす事はありませんでした。相手より勝ちたいという気持ちが少しだけうわまわった結果です。子供達は最後まで良く頑張ってくれました。
2年生チームはここから再スタート。真剣な練習、妥協の無い自主練習、厳しい競争を1年間続けて行かなければなりません。継続する事で強い精神力、強い気持ちを養い、自立の心を育んで欲しいと思います。
頑張れUボーイズ!