この1ヶ月、娘の少年野球チームのお手伝いをお休みして、息子のチームに帯同しました。少年野球チームの子供達からは「また(息子の名前)のお供かぁ」とか「ラダートレーニングしたいので早く帰って来い」などと言われているようです^^;

ボーイズチームをしっかり見学して、たくさん勉強できたらいずれ戻りますのでもうちょっと待っていて下さい。

さてこの一ヶ月、息子のチームを見続けて来ましたが、2年生の雰囲気は以前とだいぶ変わっていました。代が変わり練習も内容も辛く厳しくなってきたこともありますが、根本的に何かが変わりつつあるようです。何が変わってきているのか、私は注意深く見学していました。

なるほど、どうやら1番変わった点は、練習時のチーム内における声がけを子供達同士で積極的に行っていることのようです。チームメート同士、お互いを励ましあったり注意しあったりしている光景が見られるようになりました。

例えばノックでエラーした子に対して「グローブを下から出せ!」とか「グローブに目を入れろ」など、指導者ではなくチームメートがその子に声をかけています。またベースランニングでは「そこで減速するなって言われているだろ!?」とか、中継プレーの練習では「あいつは肩が弱いからもっと外野によれ!」など子供達同士で声を掛け合っていました。そして球際の弱い選手に対して「あきらめるな!」と声をかける子もいます。これには本当に驚きました。

子供達自身がグラウンドを、ボールを、道具を、そしてチームメートを注意深く見ながら、時には気を遣い、時には声を出して全体に伝えなければならない。入団当時から指導陣に厳しく指導されてきました。

注意力が散漫だと野球は上手くならない。1人のいい加減な練習をみんなが許していたら、練習の正確性が失われ、練習の密度が薄くなってしまう。それだけではなく自分自身に妥協の心が生まれ、それがチーム全体の弱体化につながる。

捕球を諦めていたら一生捕球できない。逆に諦めずにボールに向かって行けばいつか必ず捕球できるようになる。この指導陣の教えが少しずつチームに、子供達に浸透してきた結果のようです。たくましくなってきましたね。

やはり中学生の成長するスピードは小学生以上。一日も目が離せません。彼らの成長を見逃さないようにしなければ!!!




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