昨日の野球塾、生徒4名に対して指導者3名。息子にとってはとても充実した時間になりました。

この日はピッチング指導があり、希望者は息子一人。ピッチングコーチにじっくり観て頂きラッキーでした。

息子は大きな身体と長い腕を活かしたピッチングフォームを目指して頑張っています。毎日部活で5-10km走っているだけあり、腿、ふくらはぎ共にだいぶ太くなってきました。股関節の柔軟性はまだまだですが、下半身と上半身の連動が上手く取れる時は、だいぶ良い球が行くようになりました。課題は体重が軸足側にかかり過ぎ、ぎったんばっこん投法になってしまう時があるので、頭の位置を意識した体重移動ができるよう修正を行いました。
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守備練習はゴロ捕球のドリルでした。始めこそ捕球からスローイングまでの動きがかたく、スローイングに難がありましたが、その後はほぼノーミスでした。捕球時の形も安定し、ボールがグローブに入るところまで目を切らずにしっかりと見ることが出来ています。最近チームでセカンドやファーストに付くことがあるので、この調子で頑張って欲しいと思います。
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バッティングもティーバッティング、マシンバッティングと気持ちよく取り組めていたようです。スイング時に足首を上手く使えればもっと飛距離が出るという事で、足首の使い方と柔らかくなる柔軟体操を教わっていました。
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先日私のブログを見てくれている方から、「息子さんのバッティングフォームはソフトバンクホークスの松田選手に似ているので参考にしては!?」と教えて頂きました。息子に話してみると本人も何と無く意識していたようで、早速動画を見たり写真を見たりして松田選手のフォームをチェック。野球塾でのバッティング練習や事前のバッティングセンターで、松田選手のフォームを真似てスイングしていました(笑)。松田選手の打法は「前デギュン打法」と名付けられているようで、今の息子にはとても参考になります。何かのきっかけになるといいですね。

息子が野球塾に通って今年で3年目。ボーイズチームは2年目。どちらにおいてもこれでもかという位徹底的に基本、基礎を教えて頂いた成果が、この数週間、息子から見られるようになりました。

息子はピッチングやバッティング、捕球やスローイングにおいて自分なりの理想形が明確にイメージできるようになったようです。その結果、素振り一つ、スローイング一つとっても「今はここがダメだった。」「今はこの部分が上手くいった」と考えられる様になり、チーム練習や自主練習の質が上がったように思えます。

加えてチームのヘッドコーチから修正しろと言われた点は、野球塾のコーチに言われた事と同じだとか、野球塾のピッチングコーチが指導してくれたこの部分と、ボーイズチームの代表に指導頂いた内容は、根本は同じ事ではないかなど、ここ数週間で息子は私に話すようになりました。野球における一つ一つの動きについて深く理解し始めているようです。

野球塾の校長から「息子は頭で考えるタイプだから時間がかかる。しかし理解した時の習得度はとても大きいはずです」と言われ続けて来ました。2年とちょっとかかりましたが、いよいよそのレベルまで手が届くところまで来たようです。

しかし、息子にとってはここからが本当の勝負です。理解した事を実践する事が何よりも1番難しい。中々理想の形を実践できずイライラする事もこれから多くなるでしょう。今まで以上に弛まぬ努力が必要です。

中学野球も残り1年。この期間でどこまで成長する事ができるか。厳しい道のりにはなりますが、3年生からチームを引き継ぐ時期に一皮向けた息子に期待して、私達もできる限り息子をサポートして行きたいと思います
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