昨日の公式戦。3年生チームはベスト8まで勝ち進み夏の全国予選のシード権を獲得しました。逆に2年生チームは勝てるのではと期待されていましたが完敗。明暗がくっきり別れてしまいました。

息子は日々の頑張りが認められベンチ入り&スタメンとなりましたが、結果を出すことができませんでした。秋の大会に向けてまた1から練習です。

今の3年生は夏に引退し、そこから2年生がレギュラーチームとして活動します。そのタイミングで2年生チームはジュニアチームの指導陣からレギュラーチームの監督コーチに引き継がれます。今までの情報や実績は引き継ぐものの、レギュラー、ベンチ、ベンチ外関係なく1から選抜すると指導陣から言われています。

そんななか、指導陣から息子に2つの課題が課されました。

一つ目はポジションについてです。現在外野手と投手を兼ねていますが、「ファースト」のポジションも練習するように言われました。

息子が守るポジションは当日の先発ピッチャーによって決まります。エース右腕が先発の場合は息子がセンターでエース左腕がライト。エース左腕が先発の場合は息子がライトでエース右腕がセンターです。息子が投げる場合も含めて彼ら3人がグルグル回転します。

しかしながら彼ら以外のピッチャーが投げる場合には息子はベンチに下がります。力の差がある以上仕方のないことです。

現在ファーストのポジションは4名の選手が熾烈なレギュラー争いをしています。打撃力があり身体も大きい子供達ばかりです。しかし彼らに足りない部分。それは声出しです。うちのチーム全体に言えることですが試合中の選手間の声出しが少なく、特に内野は4番ショート君以外はとてもおとなしい。ピッチャーを励まし、チームを支える声が出せない内野陣にレギュラーチームのコーチは、声出し、声がけだけは出来る息子をファーストにコンバートして現ファーストの子達と競争させる意向のようです。身体が硬くグラブさばきも上手くない息子には厳しい課題ですが、少しずつレベルをあげて欲しいと思います。

そしてもう一つ、息子に課された大きな課題。それはバッティングフォームを大きく変える事です。

今まで息子は「バットを寝かせてピッチャー側の腕を伸ばし、摺り足でステップし前で大きく打つ」フォームでひたすらバットを振って来ました。しかしチームの指導陣からは「大きな身体を活かせていない」「腕を伸ばし過ぎて力強くバットを振れない」
「前で打つ意識が強すぎて軸がブレ、変化球に対応出来ない」などレギュラー、ジュニアの指導陣に関係なくほぼ全てのチーム指導陣からダメだしをされていました。

そして昨日の試合の内容を受けてついに息子のバッティングフォームを変える事となりました。バットは寝かせず立てる、ピッチャー側の腕の肘はゆとりを持たせるために曲げる、ステップは脚を上げて大きく出す、下半身は股関節の体重移動と身体を開かない事だけを意識して軸を固定する。

実際言われた通りにスイングするとバットのスイングスピードが上がり、ボールが遠くに飛びそうな気がします。しかし息子は複雑な想いのようです。

息子のバッティングフォームは野球塾で試行錯誤しながら作ってきたもので、息子もチームの指導陣と同じ位、野球塾の指導陣を信頼して努力して来ました。本人は今のバッティングフォームにこだわりがあるようで、フォームの変更について少しネガティブな想いを持っています。

しかしチームからの指導を取り入れないわけには行きません。今までのバッティングフォームの良いところを活かしつつ、また試行錯誤してフォームを作って行くしかありません。野球塾の校長からもこういう事があったらぜひ相談して下さいと言われて来ました。チームの指導陣、そして野球塾の指導陣にも相談しながらバッティングフォームを進化・修正していくよう息子には話しました。

これからの3ヶ月が勝負ですね!



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