6月10日の日曜日。この日は地区育成リーグ第2戦が行われました。相手は春の地区1部リーグで敗れた相手です。このチームに勝たなければ優勝する事ができません。

1部リーグではバントやスクイズ、盗塁と脚にかき回されて敗れました。相手の脚をいかに封じることができるかがポイントとなりそうです。

先発ピッチャーはエース君。フィールディングがしっかりしている彼であればバント攻撃に対応できるはずです。試合は後攻です。

初回、先頭バッターを三振に取るものの、四球と盗塁二つでサードに進んだランナーを内野ゴロで返されて先制されます。

その裏、俊足の先頭バッターのバントを、相手サードが焦り悪送球。エラーで出塁します。その後2盗、3盗として2番の副キャプテンがスクイズを成功させて同点とします。

しかし2回表にヒットと四球二つでノーアウト満塁とされ、内野ゴロとライトのまずい守備などで4失点。エース君、抑えたいという気持ちが力みにつながってしまいました。

その裏に7番バッターがレフトオーバーのランニングホームランで1点を返します。

3回表にピッチャーが甥っ子に変わります。練習でも調子が悪く、エース君が投げているので出番はないと思っていましたが、急遽マウンドに上がりました。その甥っ子は四球3つから押し出しと内野ゴロで2失点。コントロールが悪く球もきていません。

3回裏はヒット2本でランナーは出すものの後続が続かず無失点。相手のピッチャーは、ベースの手前で落ちるような打ちづらいゆるい球を低めに集めてきます。うちのバッターは緩い球に待ちきれず、身体がつっこんだり低めのワンバウンドする様な球に手が出てしまったり、相手の術中にはまってしまいました。

4回表に四球とセーフティーバントのランナーを内野フィルダースチョイスと2ランスクイズで3点を奪われました。相手チームの素晴らしい走塁とバント技術に手も足も出ない状況です。

4回裏、ここで相手ピッチャーが変わります。この交代が試合の流れを一変させました。先頭の5番バッターが四球と盗塁で進塁し6番バッターがセンター前へタイムリーを放ちます。

7番バッターはサードゴロ、8番バッターは四球となり、バッターは甥っ子。甥っ子はボール球を空振りした後にど真ん中を見逃して三振。

ここまでかという雰囲気になりましたが、ここから脅威の粘りを見せます。1番バッターがレフト前へ2点タイムリー、2番の四球の後に3番バッターがレフトオーバーのランニング3ランホームランを放ち8-10となります。

そして4番、5番が四球と盗塁で2アウト2、3塁としてバッターは6番。1打同点のチャンス、カウント3ボール2ストライクから、、、、三振。

粘りましたが8-10で敗れました。

子供達は良くがんばりましたが、相手との力の差を随分感じました。昨年は互角の試合を展開していた相手に対して、ここに来てのこれだけの差に私達指導陣の責任と力のなさを感じました。

来週は33チーム参加の市のトーナメント大会が開催されます。事前に練習は出来ませんが、気持ちを切り替えて挑みたいと思います。

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