6月2日の土曜日、息子のボーイズチームは練習試合で遠征をしました。この日は少年野球チームの練習も無いので、私は息子の試合を初めて見学に行くことが出来ました。

対戦相手は県内で最強と言われているボーイズチームで、3年生のチームはすでに今年の全国大会出場を決めています。それでも相手は同じ中学1年生。子供達がどこまで戦えるか期待と不安でいっぱいでした。

41名のメンバー全員を出場させる為にこの日は2試合行うこととなりました。息子は2試合目の5番センターで先発出場となりました。

第1試合、息子のチームはエース候補のピッチャーが先発しますが、制球に苦しみ四球をきっかけに失点を重ねてしまいます。内外野の守備のリズムも悪く、落球や簡単なゴロを弾いてしまうなど良いところが見せられず完敗でした。

第2試合も先発ピッチャーの制球が定まらず、四球でためたランナーをタイムリーで返される悪い流れでスタートします。相手バッターが見事なまでにセンター返しを続ける為、センターの息子も大忙し。それでも5度のゴロ捕球もボールを弾くことなくしっかり抑え、内野バックのスローイングもミスなくこなしました。またフライもしっかりキャッチし、ノーエラーの安定した守備を見せてくれました。

2回裏の先頭バッターとなった息子。打撃面では特に期待をしていましたが、初球を撃って強い打球のショートゴロ。相手ショートはボールを弾きましたが落ち着いて処理されアウト。初めて対戦する本格的なアンダースローのピッチャーでしたが、初球から絶好球だったので打ちに行ったとのこと。仕方がないですね。

ただ息子の脚が明らかに早くなっていました。少年野球時代より走力が上がっています。これは陸上部の練習と毎日のラダートレーニングのおかげですね。ゆっくりですが少しずつ成長してくれているようです。

結局この回で息子は交代し試合も完敗でした。全員出場で試合を行うので出場時間が少なくなります。守備では無難に打撃面ではいまいちのアピールでしたが、声だしをはじめピッチャーやエラーをしたチームメートへの声がけは、間違いなくチームで1番でした。こういう事が大事だと思います。息子には与えられたチャンスを活かして、首脳陣やチームメートにしっかりとアピールを続けていって欲しいですね。

試合後息子に感想を聞くと、この3ヶ月の練習と今日の試合で硬式球に慣れたと実感することができたそうです。この自信がどこから出ているのか分かりませんが、息子の言葉を信じて期待して行きたいと思います。




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