今週の野球塾は息子や体験の子を含めて10名での受講でした。息子は硬式用グローブを初めて使っての授業にやる気マンマンでした。

そんな息子でしたが、キャッチボールから身体の使い方について早速注意を受けます。息子はトップの位置で頭が右側に傾く癖があり、流れるように腕を振ることができません。トップの位置でボールをおでこまで持ってくる動作を意識しすぎて、おでこをボールに付けにいってしまっているようです。癖になる前に修正しないといけませんね。

続くゴロ補給の練習では、バウンドを合わせて胸の前かショートバウンドでボールをキャッチする、という練習を行いました。最初はどの子もバウンドを合わせるタイミングに苦労していましたが、最後にはスムーズに補給していました。

バッティング練習ではティーとマシンで200スイング位したでしょうか。息子は体格をいかして気持ちよくバットを振り鋭い打球を飛ばして行きます。ただ息子の課題である、ステップ時のピッチャー側の脚の使い方がイマイチで、時々身体が早く開いてしまい、せっかく溜めた力が抜けてしまいます。その様子を見ていたコーチが、ステップ時の足のひらの使い方を指導してくれました。

「足のひらの親指側半分を、地面に突き刺すようなイメージでステップする」

早速実践してみるとあら不思議。息子の下半身の開きがなくなり、身体も前に突っ込まなくなったではありませんか。息子も力のこもった打球を飛ばすことが出来て気持ちが良いのか、笑顔でボールを打ち返していました。

練習終了後、息子はみんなの前でスピーチ。「野球塾で教わったこと、そしてクラブチームで教わることをしっかり身につけて、この1年で硬式の基礎を身につけたい」と発表していました。

「クラブチームで!?」

どうやら息子はボーイズのチームに入団することに決めたようです。しかし塾から帰宅すると、先日体験にお伺いしたシニアチームの監督、コーチからそれぞれお電話を賜り改めてチームへのお誘いを頂きました。その話を聞いて息子は、何とも言えない表情で「嬉しいけれどどうしよう」と複雑な想いを吐露していました。

いずれにしても今週、少年野球チームの練習がない土曜日にもう一度クラブチームを体験し、息子に最終決断をしてもらうつもりです。僕も奥様も先の負担を考えると、息子に入団して欲しいチームの希望はあるのですが、息子には一切伝えずに彼の希望に従いたいと思います。

どうなることやら。

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