昨日息子は地元高校の野球教室に参加しました。うちのチームだけではなく、市内の強豪チームも含め4チームでの参加でした。ちなみに市内の別高校3校でも同じイベントが行われていたそうです。

お伺いした高校は公立高校ですがなかなかの強豪で昨夏も良いところまでいったチーム。そしてその高校だけではなく、市内の他2校の監督さんもいらっしゃっていました。(昔甲子園に出場した高校の監督も・・・・)

内容は基本的なキャッチボールから各ポジションの細かい指導、そして高校生のデモンストレーションなど密度の濃い内容でした。息子はピッチャーで指導を受け、スピードガンで球速を測ってもらったり、ピッチングの細かい指導を受けたり、有意義な時間を過ごせたようです。息子はスピードガンの数値が納得いかないようで悔しがっていましたが、高校生のエースピッチャーによる実演や指導がとても勉強になったと興奮気味に話していました。

そして今日、息子と2時間位練習をしてきましたが、その時の息子の姿勢にはとても驚かされました。ピッチング練習では、本人が1球1球考えながら、納得行く球を投げられるまでピッチング練習をやめませんでした。そして他の練習をしているときにも、ピッチングについてふと頭に浮かんだ考えを実践したいと、急遽内容をピッチング練習に変更することもありました。また練習を終えて片づけをはじめている時も、ちょっと試したいことがあるので最後に投げたいと申し出るなど、今までにない息子の意思表示でした。

息子は昨日の野球教室で大きな影響を受け、どうしたらその高校のエースピッチャーのように投げられるかとずっと考え続けているようです。高校生エースの力のあるピッチングを頭と身体で覚えたいと、息子は家でくつろいでいる時も自然に身体が動いてしまっています。息子のこの姿勢に私は驚きと頼もしさを覚えました。野球に対して自分で考え、前向きに取り組む姿勢、息子のこの姿を私は待っていたような気がします。とても良い兆しです。

冬休みは息子に付き合って自主練の手伝いをして行きます。そして悩める甥っ子も一緒に練習して、息子のこの姿勢から何かを学んでほしいと思います。