4月29日、そして5月1日と息子のAチームは二試合の公式戦に挑みました。地区春季リーグは現在1勝2敗で一つの負け越し。なんとか勝ち越したいところです。
4月29日の試合は私は仕事で同行できませんでした。仕事をしながら結果の連絡を期待と不安いっぱいで待ち続けていました。途中経過で1点差で勝っているということでさらに気持ちは落ち着かなくなりましたが、なんとか8-4で4回時間切れ勝利となりました。
息子はタイムリーを打ったと聞いていましたがスコアブックを見るとショートのエラーでしたので、安打と打点はなし。1フォアボールと盗塁1が記録として残りました。相手はうちと同じ位の力を持っているチームで今回はたまたまミスの差でうちが薄氷の勝利を得たというような感じです。点差ほどの力の差はなく良く勝てたなあというのが指導陣の感想でした。それでも勝てて良かった・・・・。これでリーグ戦2勝2敗となりました。
5月1日はやはり同じくらいのチームとの試合で、5試合目にしてようやくホームグラウンドでの試合です。先発ピッチャーは普段キャッチャーをしているキャプテンが初先発。肩もよく非常にきれいな良い球を投げるので今回のピッチャー抜擢となりました。ところが試合が始まるとヒットやフォアボール、そして細かいミスが続きあれよあれよと失点を重ね、気が付いたらなんと1回表で9失点。大変厳しい試合展開となりました。
しかし子供達はあきらめずに頑張りました。1回裏にフォアボールや相手エラーでランナーをためて四番バッターがサード強襲ヒット、そして5番の息子はボテボテのサードゴロでしたが相手のエラーとなり加点。攻撃はさらに続きフォアボール、ヒット、エラー・・・・あれよあれよと1点、また1点と追加していきます。そして打順が二順し、2打席目の息子は2アウト2、3塁で右中間を痛烈に抜ける文句なしのエンタイトル2ベース。1回裏だけでなんと12点を取り返しました。
2回からは息子に代わって(T_T)エースピッチャーとなった子が2回、3回としっかり無失点に抑えます。2回裏に3点を追加し結果3回表終了時時間切れとなり15-9で勝利しました。息子は2打席のみで2打数1安打2打点1盗塁となりました。
これでチームは3勝2敗、一つ勝ち越して最終戦に挑みます。その試合結果次第ではリーグ戦3位となる可能性があります。私達指導陣も親御さんも正直予想していなかった結果です。去年のAチームは個々の能力は高かったものの秋まで勝てず大変苦労しました。今年のチームはずば抜けた能力を持つ子供はいませんので去年以上に心配をしていましたが、その心配を打ち破るたくましい姿を私達に見せてくれています。すべては子供達の努力のたまものです。週末の練習にほぼすべての子供達が皆勤、そして毎日自主連を続けている子供達も多く、その取り組みと努力が結果につながっているようです。子供達の姿勢に私達大人は本当に頭が下がります。
さらにうれしいのはこの5試合でAチームに所属しているすべての6年、5年が出場し結果が出ていること。代走や代打はもちろん、すべての子供達がスタメンで出場しました。当然ミスもありますがそれをチーム全体で補って良い結果につながっています。このことが子供達みんなでチームの勝利に貢献していると子供達自身が実感することにつながり、チームの雰囲気がとても良い状態です。また以前に比べて試合中に出す声も大きく、掛け声も自分たちで考えて自主的に試合で試みています。その姿勢が素晴らしい。
ただ息子は先発ピッチャーとして出場できないのが本当に悔しいようです。投げてみないと分からない不安定な状況では先発ピッチャーとして出場するのはなかなか難しい。毎日ピッチング練習をしてなんとかチームのエースになれるように頑張っています。親としてできる限りサポートするつもりですがそう簡単な事ではないぞ!!!
後一試合で春の市内リーグ戦は終了。その後別のリーグ戦や公式トーナメント、そしてなぜか予選突破できた(2敗・どうやら得失点差で選ばれた模様)決勝トーナメントなどが目白押しです。今年の少年野球はまだまだこれから。子供達には引き続き一試合一試合一所懸命に取り組んでほしいものです。
息子の記録 公式戦8試合
14打数6安打 5打点 6盗塁 4四死球