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喉頭乳頭腫の治療記録

※放射線治療は喉頭乳頭腫に有効か?


前にも一度書いた事があるかと思うが、

今回はもう少し突っ込んだ話をしようと思う。


一般的な癌の治療としての放射線治療には、人体に大きく
影響する重要なパラメータがある。

それは放射線量というものらしい


放射線量は

     グレイ(Gy) と言う単位で表される。


この放射線量は癌の大きさによって決められるとのことで

私の場合、腫瘍の大きさからは治療前に70グレイとされていた。


また、その70グレイを何回に分けて投射するのかも重要らしく
投射部位以外の正常部の影響や治療方法により決められ、
最終的には治療計画として治療を始める前に提示されるようだ。


私の場合、抗がん剤治療との併用だったので、体の負担を考えて

一回の放射線量が少なめの 


2グレイ/1回 とし 35回の投射とすることとなった


 つまり
  (2グレイ) × (35回治療) = 70グレイとなる。


この放射線量を基に
CTで得られた画像を用い、どの範囲に投射するかを決めて

治療計画が練られていくことこなる。


言うまででもないがここに記載した内容は全て癌の治療と

しての治療計画で喉頭乳頭腫の治療は対象外だ。


それは喉頭乳頭腫に放射線治療を適応した実績が無いため

データが全くないので、放射線を使おうとしてもどんな治療を

して良いのかが全くわかってないようだ。


要は放射線量のさじ加減がわからないというのが実際の

ところのようだ!

言い方を変えると、そもそも放射線はあくまでも悪性の

異常細胞をやっつける為の治療方法で、喉頭乳頭腫だけ

に適応することは無いということだ。


放射線治療方法の常識では正常細胞には極力放射線を

投射せず悪性化した部位だけに絞って投射する方法が

良い治療方法だといわれているようだ。


このことから言うと癌化していない喉頭乳頭腫の部位は
投射範囲から外されてしまう。
なので今回は癌治療の治療計画にちゃっかり便乗して
喉頭乳頭腫の治療も受けられた形になったと言えるかも
しれない


では、そもそも喉頭乳頭腫の治療に放射線治療の
選択肢が無いと言うことは、効果がないのか?・・・


これは私自身が今後の状態にて、証明することができると
思っている。


だだ現時点でも言えることは


喉頭乳頭腫(HPVから発症した良性腫瘍)に放射線治療は

明らかに腫瘍を消滅させる効果がある!


↓(ここからはまだこうであって欲しい願いを含む)


 何度も再発し苦悩していた喉頭乳頭腫は
 1セットの放射線治療により完治することが可能となる

 またレーザー蒸散などのような外科的手術などによる
 声帯癒着などの弊害などもなく!
 放射線量は少なくい為、副作用などもほとんどなく!
 全身麻酔による体の負担なく!
 入院することもなく通院治療で完治し、
 再発することはほとんどない

 (ちょっと言い過ぎたかも・・・)



私は医師や医療関係者ではないので、喉頭乳頭腫に

放射線治療を適応した場合の副作用などのリスクや

問題点を専門的立場から明確に提示することは出来

ないが、乳頭腫の病状に合わせて放射線量や投射

回数などをうまく調整すれば、癌化してなくても

喉頭乳頭腫について有効的な治療方法になるような

気がしてならない


もし私がこの後、乳頭腫が全く再発せず完治出来た
としたら、確実に喉頭乳頭腫についても有効な手段
だと言えると思う。