正月に子供達がお年玉をもらったものの、はいお母さん!とすぐに渡してくる。
一部は子供に渡すが、残りは貯金でいい様子。
今の子って欲が少ないですね?
キャッシュレスが進むから、お金の価値が目に見えないのもあるのかもしれないけど、、
昭和生まれの私。子供の時は親戚が沢山いたから少額ずつでもお年玉はそれなりに貯まり、ギャンブル好きな父にせびられるほどでした。
ほんと大人って最低と、反面教師となる父。
それに文句を言わずに働き詰めの母。母は良き見本だけど、馬車馬のように働く母のように苦労はしたくないと常々思った。
母は小遣い管理は子供の自由で、という方針だったので、私はあればあるだけ使うザ子供でした。
よく考えてみたら、何に使ったんだろうか?
ゲームセンターといってもクレーンゲームはなかったけど、1回の金額も少額で沢山遊べた。
子供の娯楽といえば駄菓子屋のくじだったり、お菓子だったり。駄菓子屋の外に置いてあったゲーム台だったり。
紐飴の大当たりが欲しくて、いざ当たったらなかなかなめおわらなかったり(笑)
昔は週刊漫画を買うのもお小遣いの使い道の一つだった。
早く続きが読みたくて、230円くらいだったかな?握りしめて近所の駄菓子屋に朝イチで行ったり。懐かしい。
今では発売日と同時にスマホで読めてしまう時代。
昭和の子供は収集するのが好き。
だから、ビックリマンチョコのシールやキン消し、プロ野球チップのカードや使い終わった切手を集めたり。色々と私もやった。
それを眺めては、なんか達成感で満足になって。
今の世の中は収集するのとは真逆で、断捨離して必要な最低限の物だけで生活する、ミニマリストと言われる人たちの方が良いとされているきがする。
そうなんだよね。無駄とよばれる物を好む昭和人としては、これいりますか?とか、ときめきますか?と聞かれると眉間に皺が寄るわけで(笑)
コスパとか、時短とか、令和を生きる人には無駄を楽しむ余裕があまりない気がする。
無駄、そんな事を楽しめる究極の時間が、今の令和に必要なスパイスなんじゃないかな。
と正月休み最終日に考えるのでした。