http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/171340/175313


中部大学の学者さんのマスコミで安全と唱える専門家に

自重を求める記事があります。


限定された「安全」だということ、受け手が考えることを放棄して

「安全なのか?(0か100か)」「今までどおりに生活していて

大丈夫なのか」の判断を専門家や誰かに任せてしまっていることが

問題なんだなと思います。

専門家はデータの公開とわかりやすい「例え(基準)」を提供する

までしかできない。

あと「危険だ」ととるか「安全」ととるか「避難する」「このまま生活する」

の判断はそれぞれ感じ方もあるし、事情もあるから個人で判断する

しかないですよね。


1000人に一人の死亡なら「大丈夫」と思うか「結構な確立」と思うか

親族、親類にガンになった人もいないし、喫煙する人も身近にいない

から「このまま生活を続ける」と判断したり、親・兄弟など血縁者に

ガンに罹患した人もいるし、喫煙や今までの生活が「健康的」ではない

要因に心あたりがあるから「避難しよう」とか判断するのは個人の

感覚の開きがかなりあると思われます。


昨日、屋内退避から自主避難勧告に切り変わった地域でも

すでに勧告される前にかなりの住人が自主避難しています

「危険だ」という判断プラス仕事や移動手段等、条件を鑑みて

「避難する」という決断をしたわけですが逆に避難しない人の

中には

「政府が安全だと言っているんだから避難する必要がない」

「安全かどうかには不安はあるが、移動手段もない寝たきり

の家族がいる」

など安全・危険の判断もそれぞれにあるし、解消の手立てが

ない問題から最終的に残る判断をくだす人もいる。


移動に関しては自衛隊が回って連れ出す活動はしている

ようですがそれを断って家に残る人もいる。

一軒、一軒ずーっと説得しつづけるわけにもいかない

次のお家のかたも救助しなくてはいけないですから。


移動手段がないから助けてほしいという要請を断った

場所は失念しましたが某市役所職員は言語道断なのですが

一軒づつ回って説得まで断られたのに、これで何かあったから

といって家族のかたは国や行政を訴えることはしないでほしいです


「無理にでも連れていってほしかった」と言うのであれば高速も

規制解除されていますし高速バスや新幹線を使って自分で助けに

行ってほしい。是非行ってほしい。


誰かのせいにして怒りをぶつけた気持ちもわからなくもないけれど

当事者の考えを尊重した場合の結果に対しての訴訟は正当なもの

ではありません。


まだ起こってもいないことを熱く語るのはここまでにしておきます。


ただ、被災者全員の生活がある程度確保され復興が進み

だしたら東電、国、県、などを相手どった訴訟が

起こされると思います。是非ともなぁなぁにせず責任を追及して

ほしいと思います。でも上記のような説得も聞き入れられなかった

ような件は救助に向かえない人が起こすべきではないと思いました

ので、考えを記録するために記事にしました。