つぎに製作するのは、これです。
このキットも、数年前に購入したものの、ずっと放置状態がつづいていました。
しばらく前に、なんとか製作しようと、引っぱり出して来たのですが、やはりダメ。
で、ようやく箱を開けられたのは、つい最近のこと…。
このところ、とみに模型づくりが「おっくう」になって来ています。
そろそろ《年貢の納め時》なのかなあ… と思うことも、たびたびです。
このキット、とても古いもののようですが、良質な模型だという話を以前どこかで聞いて、製作してみたくなりました。
なかなか《やる気》全開というわけにはいきませんが、キットへの興味はそこそこあり、また大好きな北アフリカ戦線の車両でもあるので、奮起!(と言うのも大げさですが…)。
なによりアラビヤふうの帽子をかぶり、髭を生やした二人のクルー・フィギュアが、(古いキットながら)いい味出してますね。
で、何日もかけて、ようやくジープ本体だけ、組み上げました。
小さいキットだし、数時間もあれば十分に組めそうな感じでしたが、さにあらず。
古いキットらしく、バリが多いですし、なによりこれが…。
広大な砂漠を縦横に疾駆する車両だけに、ガソリンを入れたジェリ缶を満載していますが、このジェリ缶のモールドが…。
上の画像のように、「持ち手」はほんらい三本になるはずが、二本しかないし、また注ぎ口のフタもただの丸い突起がモールドされているだけ。
やはり、これだけは取り換えないと…。
そこで、キットのジェリ缶の「持ち手」とフタのパーツだけを削り落として、タミヤの「連合軍車輌アクセサリー・セット」のパーツに置き換えました。
「連合軍車輌アクセサリー・セット」というのは、これです。
「持ち手」とフタを新しいパーツに置き換えた、というのがこれ。
見づらいのですが、置き換えたパーツは、すこし色が違っています。
前輪のすぐ後ろ、左右の両側に付くジェリ缶は、ラックを自作したので、(キットのパーツにある、車体への固定具はもう必要ないので)新しいジェリ缶のキットのものに取り換えました。
後部座席に置かれた計8個のジェリ缶も、プラ板でラックを自作したついでに、すべて新しいジェリ缶キットのものに置き換えています。
後部座席の真ん中、左右のジェリ缶ラックのあいだが大きく空いています。
ここに積み荷などを置いて、隙き間を埋めないと…。
ただこのキットには、初めから荷物類のパーツもあれこれと入っています。
それら荷物類のパーツを車両に取りつけ、クルーのフィギュアも組み終わって、とりあえずひと通り、組み立てが終わりました。
小さいキットのわりに、ここまで来るのにずいぶんと時間がかかりました。
自分にはめずらしく、キットのパーツにはいろいろと手を加えましたので。
ということで、次回は塗装の工程に入ります。