ネット上で「北アフリカの小さな家」というジオラマ素材(レジン製キット)が発売されているのを、たまたま見つけました。

 

 

何を血迷ったか、これなら(高いお金を出して買うよりも)スチレンボードで自作できそうだ… と思ってしまい、製作し始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネット上にあったキットの画像から、だいたいの寸法を割り出して、百均の10mm厚スタイロフォームをテキトーに切り貼りし、デッチ上げました。

 

いつもベースの土台につかう「百均の木箱」、これをひっくり返してそのうえに載せてみると、軽車両一台分ぐらいなら、なんとか置けそうな感じです。

 

 

 

 

 

木製の扉と鎧戸、そして天井に抜ける出入口?を、プラ板をこれもまたテキトーに切り貼りしてつくってみました。

 

 

 

 

さらに、スチレンボードに「モデリング・ペースト」を筆塗りして凸凹感を出し、石組みのうえに壁塗りされたテクスチャを出そうとしたんですが…。

 

 

厚塗りし過ぎたせいか、せっかくつけた石組みのモールドが、半ば消えてしまったようです。

これは、明らかな失敗です。

 

 

 

厚塗りし過ぎた箇所にサンドペーパーをかけて、すこし均してみましたが、はて、どうなるでしょうか?

いずれガッカリ… です。

 

 

 

 

明かな失敗で、だいぶメゲましたが、気をとり直して、塗装してみましょう。

 

こんな具合になりました。

やっぱりダメ… かな。

なんだかセンスに欠ける仕上がり、ですね。(というか、最初の造形の段階で、すでにダメでした。)

 

 

 

 

壁の剥がれた箇所が多すぎ、大きすぎです。剥がれ方がいかにも大げさ…。

剥がれ過ぎで、なんだか廃屋のようです。

もっと<控えめ>にすべきでした。

 

最初は、これをつかって情景ふうのベースでもできないか… と思ったんですが、これは、ムリかも。

 

 

 

数日《ほったらかし》た後、再び気をとり直して、作業を続行。

Mr.ウェザリングカラーの「サンディ・ウォッシュ」を溶剤でかなり薄めて、全体にハケ塗り。これで、すこし色味が落ち着いたでしょうか。

 

 

で、最終的にこんな具合ですが、これ、北アフリカあたりの家に見えるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

右側面の長細い窓にメッシュを貼ったので、裏は2mm厚のスタイロフォームでこんな具合に塞いでいます。

 

 

 

これを使って情景ベースをつくるかどうか?は、もうすこし悩んでから決めたいと思います。