今回は付属する「墓地のベース」の製作、というか塗装です。
すでに下地として「こげ茶色」を吹いてあるので、その上にドライブラシで石の色を載せていきます。
そして、石畳のあいだに生えている雑草の色をエアブラシで吹いて、さらにその上からMr.ウェザリング・カラーの「ステイン・ブラウン」等でスミイレ。
で、作業終了です。
十字架の土台部分に彫られた「RIP」の文字、これはたしか Rest in Peace の略だったかと…。
さて、ヴァンピレラ本体ですが、いつものように、肌の凹部を中心に「クリア・オレンジ+肌色」を薄めたものをフワッと薄く細吹きして、身体の凹凸にコントラストを付けています。
ただ、フラットベースの量が足りなかったようで、皮膚にテカりが出てしまいました。
そこで、上から「つや消しクリア」を全体にさっと重ね吹き。
(エアブラシと筆塗りによる「つや」の違いを<均す>意味合いもあります。)
で、こうなりました。
顔のアップです。
それにしても、自分が塗装すると、どうして、こうも《色気》の微塵もない、中性的な顔立ちになってしまうのか…。
よっぽどヘタクソなのでしょうね、たぶん。
おまけに、今回はなんだか「マンガ調」です。
ほんとガッカリ…。
しかし、キットの製作自体は、とても楽しかったですね。
なにより、プラキットでこれだけ複雑な三次元的形状を再現できているなんて…。
もう、感動ものです。
いわゆるガレージキットと比べても、何の遜色もない、素晴らしい造型かと。
しかもプラキットなので、レジン製キットに比べれば、製作自体もハードルが下がつて、はるかにつくり易いと思います。
ということで?、ヴァンピレラの製作はこれにて終了です。
今回もまた、さいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました。 m(._.)m