つぎはこのレジン製キットを製作します。

 

これは「まっつく」氏という原型師の造型になるキットで、1/9という、ちょっと珍しいスケールのもの。

 

 

 

 

 

箱がカラフルで、とても楽しいですね。

造型されているJK生フィギュアも、ひたすら楽しげな雰囲気です。

 

 

 

で、箱を開けると、内側にはパーツ一覧と、そして組み立ての要点説明のようなものが書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

で、これが肝心のキットの中身。

一体化されたモールドのパーツが多くて、それほどパーツの数は多くないですね。

しかも、これらのパーツのなかにはヘッドが二種類、含まれています。

左下のグレーのものは、オマケ・パーツで、道路の「点字ブロック」です。

 

 

 

 

さて、まずは、いつものように、各パーツのバリやパーティング・ラインを処理して、中性洗剤を入れたぬるま湯に一日漬け込んでおきます。

その後、クレンザーを付けた古い歯ブラシでゴシゴシとパーツの表面をよく擦って、離型剤を落とします。

その後、乾燥させて、

 

 

 

 

 

接着できるパーツはこの段階で接着してしまいます。

 

 

 

 

このキット、ヘッドは二種類のパーツがあって、髪型も顔も違う二人の少女の、どちらかを選べるようになっています。

せっかくなので、この二種類のヘッドが《差し替え》できるように、ネオジム磁石を襟の部分とヘッドパーツの底面の両方に埋め込んでみました。

 

 

 

 

これでヘッドの差し替えが自由にできると思います。

 

 

 

さて、塗装の工程にすすみます。

まずは、塗装のさいの「取っ手」として竹串を差せるように、ピンバイスで適当な場所に穴を開けて、いつものように、「マルチ・プライマー」をすべてのパーツに吹きました。

 

 

 

 

 

下地代わりにホワイトを吹いた後、エアブラシで大まかに色を吹き分けて行きます。

 

 

 

 

マスキングを剥がすと、こんな具合です。

 

 

 

 

あとは細筆をつかって、細かなところを塗り分けていきますが、それは次回の作業になります。