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この蒸し暑いのに、まだヌクヌクのベッドがお気に入りのミントです



そう言えば、エアコンの効いた部屋も苦手みたい。
やっぱり猫は寒がりなのでしょうか…









ちょうど10年前の2015年6月末。
人間ドックの腹部超音波検査で腎臓に腫瘍が見つかり、その後、大きな病院で精密検査を受けて、腎がんが発覚。
思いもよらぬがん告知に動揺し絶望し、心の叫びを吐き出したくて、ブログの世界に出会いました。
その時に始めたのは、アメブロではなく、「gooブログ」でした。告知から手術。そして、術後経過やその時々の気持ちを、腎がん仲間とコメント欄で励まし合って交流して、1番辛かった時期を乗り越えられたように思います。
告知から3年ほどが過ぎた頃から、今のアメブロに引越しをしたのですが、当時のgooブログは今でも残っています。
そんなgooブログのサービスがこの秋に終了となると連絡がありました。
gooブログの記事を、丸ごとこのアメブロに引っ越すことができるみたいなんやけど、ちょっと私にはその作業は難しいようです

当時の記事には、腎友さん達との交流がたくさん綴ってあって、今となっては再現できない大切な思い出が、たくさん詰まっていますが、心の中に思い出として、しまっておきたいと思います。
今年で腎がんに罹患して10年。
そして、ブログを始めたのも10年。
何かの区切りなのかな…と感じています。








詳細に記録しているgooブログは消えてしまうので、大まかに忘備録としてここに残します

私の腎がんの記録

人間ドックの腹部超音波検査にて、腎臓に腫瘍が見つかり、大きな病院を紹介してもらう。

造影CT検査にて腎がんと確定。腎臓がん告知。

8月12日 腹腔鏡手術にて右腎臓全摘。

淡明細胞がん・T1b・6cm弱・G1・N0M0

後5年間は3ヶ月ごとに骨盤から胸の単純CT検査、血液検査、尿検査にて術後検診フォロー。



これまでの間に肺結節が見つかったり、残された腎臓が大きくなっていたりと、ヒヤリとする場面は何度かありましたが、
肺結節は消えて、残された腎臓が大きくなっているのは、それだけ残された腎臓が頑張ってくれているのだと知り、人間の身体の不思議を感じています。
主治医のお話によると、再発のリスクは年々下がっているけれど、ゼロではないので今後も年に一度は検査していきましょう。と言われているので、まだまだこの道は続いているようです。
腎臓がん告知から10年。
片腎になってから10年。
そして、ブログを始めてから10年。
おかげさまで体調も落ち着いているので、腎臓がんについてこのブログに綴る頻度が少なくなってきています。
ちょっと違うなぁ〜と感じ始めた時は、そっとフォローを外してくださいね。よろしくお願いします。








大阪・関西万博で医療についての催しが行われていました。
「未来の医療・新時代の医療」
IPS細胞による腎臓病治療や、ミニ腸の形成。手術支援ロボットの紹介などなど。
ゴーグルをつけて見るバーチャル映像は、なんと肝臓がんの手術をしている先生と同じ目線の映像が流れていて、リアルでちょっとグロテスクな映像やった
ちょっと難しいけれど、なかなか目にすることができない珍しい展示物がたくさんありました。
体験コーナーでは、手術支援ロボットの操作体験をさせてもらいました
この新コンセプト手術支援ロボットは、ロボットが助手になってくれるので、先生が1人でも手術できるんやって。
「医師の働き方改革」にも役立つそうで、実際にも治療に取り入れられていて、病気の種類によっては保険適用になっている術式なんだとか。
アームのレバーを引くと、先端が開いて物を掴めるようになっていて、画面を見ながらボールを掴んで横のトレーに入れるんやけど、距離感が難しかった

実際には3D画像を見ながら手術するそうだけど、こんな棒?をお腹に入れて手術するなんて、やっぱり先生は神様なんやと思いました



そして…術式は違うけど、腹腔鏡手術だった自分もこんな風にお腹を膨らませて、棒をお腹に刺されてたんやなぁ〜と想像してました

と。またまた万博ネタになりましたが、自分の知らない事に触れる事が多くて、とっても刺激的な日々を過ごしているこの頃です。
それではまたね。
moka

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