今日も訪ねていただき、ありがとうございます。
10月に入り、ようやく本格的な秋が訪れてきましたね。少し肌寒いくらいがちょうど過ごしやすいこの頃です
術後の体調は、首の貼り付き感と違和感は少しずつ軽減されてきて(もう慣れたのかな?)、首の可動範囲が広くなってきました。傷の見た目の変化はありません。
鏡に映るテープが貼ってある首に慣れてきたのか、あまり気にならなくなってきて、少しぐらい見えるだけなら、何がなんでも首を隠さなきゃ!…そんな気持ちもなくなってきました。
今週は、甲状腺手術の1ヶ月検診と、腫瘍の病理結果を聞くための診察に行ってきました
血液検査があった為、診察時間までしばらく待ち時間ができてしまったので、近くの商店街を散策して時間を潰して過ごしました。
診察予約時間15分前に病院に戻って、待合室で待機…結果を聞く日の待ち時間は、何年経っても慣れません。
コンコンコン!
「こんにちは。失礼します」
「こんにちは。お変わりないですか?」
「はい。体調は変わりありません」
「先日の検査の結果ですが、悪いものでは無さそうですね」
「腎臓がんの転移でもなかったですか?」
「それを含めての結果です」
摘出した甲状腺と腫瘍の画像を見せてもらった。
甲状腺は、干からびて黒くなった"からすみ"みたいで、腫瘍は薄たまご色の丸い塊でした→腎臓がん腫瘍の写真も見たけど、あの時も同じような薄たまご色をしていました。同じ様な見た目なのに性質が違うんやね。
診察室の大きなPC画面に表示された、病理結果のコメントを見せてもらったけど、難しい言葉がたくさん並んでいて、よくわからなかった
どこにも「良性」という文字は見当たらなかったのが気になりましたが、「悪性」という文字も見当たりませんでした。
ちょっと歯切れが悪い感じですが、悪いものではないと先生はおっしゃっているので、安心しても良いのかな…そんな気持ちです。
病理結果が記載されている用紙をもらわなかったので、次の診察時に希望してみようかな…
反対側にある極小腫瘍について。
こちらは経過観察で、また大きくなるようであれば手術で摘出になるそうです。
この腫瘍…初診の時には悪性だと言われたけど、今回もう一度聞いたところ、細胞診してないからわかりませんって言われました。へっ?…そうなん?初診日に聞いた悪性という言葉は何やったんやろ?
肝臓の数値について。
とても数値が高かったのですが、手術の影響で一時的に高くなっている場合もあるそうなので、もうしばらく経過観察になりました。
甲状腺機能について。
機能低下を指摘されました。3ヶ月後の次の検査の時まで様子を見て、改善されなければチラーヂンの投薬となるそうです。
傷痕について。
今は傷と並行して上側が少し腫れているけど、これは時間と共になくなってくるそうです。
今後、もしテープかぶれを起こした場合は、逆にそれが肌に良くない影響を与えるので、テープを貼るのを辞めてください…との事でした。
次の検診は、12月です
この春に甲状腺腫瘍がわかり、最初の病院で2度受けた穿刺吸引細胞診検査では2回とも「グレー」診断。
手術をした今の病院の画像診断では、「甲状腺がん」だと言われたけど、穿刺吸引細胞診検査では「良性」診断。
腫瘍は2cmあるし、グレーのまま経過観察するのも怖かったので手術となり、結果は悪いものでは無いと診断されましたが、手術をした事については後悔はありません。
得体の知らないモノが身体の中に潜んでいるのは、たまらなく怖い事だし、
腎臓がんが甲状腺に転移する症例あり…と、泌尿器科出身のかかりつけ医から聞いてからは、なおさら良くない事ばかり考えていました。
がんサバイバーゆえに、これからも何かある度に、こんな不安に襲われるのかな…と思うと、すごく嫌になるけど、この春から続いていた見えない不安からは、少し解放されたような気持ちです。
甲状腺の同じような手術を経験された皆さまからは、色んなアドバイスをいただき、ありがとうございました。
そして、応援してくださった全ての皆さま、ありがとうございました。
甲状腺疾患と腎臓がんについては、これからも経過観察が続きますが、病気と向き合ってまたゆっくりと歩いていきたいと思います。
画像診断で甲状腺がん告知をされたので、その時にこのブログのタイトルを変えましたが、また新たにタイトルを書き直しました。
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