4年前の祇園祭は、腎臓がん告知をされたばかりで、お腹の中にあるがんの存在が怖くて、浴衣の帯を締められませんでした。
「もう来年は来られへんかも…」
同時に、こんな気持ちでお祭りに行った事を鮮明に覚えています。
そして、今年も祇園祭・宵山へ…
広い範囲に渡って、たくさんの豪華な山鉾を見る事ができます。
あちらこちらから、お囃子の音色が聞こえてきます。
街中が祇園祭一色に包まれて賑やかだけど、少し奥まった木陰に入ると、蒸し暑さも忘れてしまいそうな静けさです。
祇園祭の花と言えば、"檜扇"やね。
一日花の檜扇…控えめで華やかな美しい花です。
八坂神社周辺は、外国人観光客やたくさんの人で賑わっていました。
賑やかな大通りからひとつ奥へ入った細い路地は、静かな風情ある景色がありました。
こじんまりとした料理屋さんに入ると、紙縒がついた"ちまき"が出されました。
「蘇民将来子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」って、どういう意味?
八坂神社御祭神、スサノヲノミコト(素戔嗚尊)が南海に旅をされた時、一夜の宿を請うたスサノヲノミコトを、蘇民将来は粟で作った食事で厚くもてなしました。蘇民将来の真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病流行の際「蘇民将来子孫也」と記した護符を持つ者は、疫病より免れしめると約束されました。その故事にちなみ、祇園祭では、「蘇民将来子孫也」の護符を身につけて祭りに奉仕します。(八坂神社HPより)
全ての疫病に退散してもらいたい…
今年もこの場所に来れた事に感謝です。
ありがとう。
moka
腎がん仲間がたくさん集まる
にほんブログ村のランキングに参加中です。
ポチッと応援していただけると
励みになって、とっても嬉しいです
にほんブログ村





