おととい中国とモンゴルの旅から友達が帰ってきたが、
もう2度と中国には行かないと言っていた。
時期もアジアカップの時だったし、宿に部屋はないかと
聞いても無視されて、店員の態度は横柄で、道端にツバ
吐くは、街は汚いは、とにかく不愉快だったらしい。
駅前で宿の呼び込みの人に部屋の写真を見せられ、きれいだった
から行ってみると、ぜんぜん違うじゃんーてな状態らしい。
他の部屋にはナンバープレートが掲げてあるのに、案内された
部屋はナンバープレートなし、部屋とは思えない物置にベッド
が置いてあり、2泊で100元。天安門広場に近い胡同(フートン)
で車で連れて来られたから、戻る気力もなくお泊りだって。
北京の博物館で見たという、人体のホルマリン漬けに
かなりえげつない標本の説明を聞いたが、死後そんな状態で
晒されるのは耐えられん。今年「人体の不思議展」を見たけど
それよりもすごいらしい。あの後、自分の死体が見世物に
なっているのを、死後知ったら死んでも死にきれんと気分が
悪くなった覚えがある。
モンゴルでは友達の1人が財布を掏られたとか。モンゴルでは
街角に電話屋さんが電話を持って立っているらしい。
で、電話をした時までは財布はあったのに、次にお茶した時に
なかったから、その間にやられたっぽい。見られていたんだね。
財布には日本円で1万円のトラベラーズチェックと米ドル紙幣
2万円分。モンゴル平均月収の3~4ヶ月分。
モンゴル入国して2日目にとうとう腹が。ドーナツを人一倍
食べたのが原因か。人数が集まったら出発するというツアーに
参加、嘔吐と下痢状態で出発。
車は古く、道は凸凹、あまり揺れないように毛布と荷物の間に
挟まって移動し、車を止めては所々の草原でゲロゲロ。
夜はゲルにお泊りするらしいが、ヘッドライトを頭につけて
トイレのため外に出ると、真っ暗な草原にモンゴルの夜の
星空はすばらしくきれいで、日本では見たことない天の川に
目を奪われるらしい。が、本当に真っ暗で怖いから一人で
ゆっくりできないとか。