涙の訳。 | ☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

娘の再生不良性貧血と骨髄移植
普段から仲良しの年子兄妹。
フルマッチ移植を二人で闘います。
普段はいつも負けてばかりの兄が、強い妹の為に頑張ります。本当は、優しいから負けてあげてるんだよね。
一度ならず二度も、一生懸命に妹の細胞と闘い妹を守り抜きます。

次男の外来時に、娘の採血結果も一緒に一足早く見せてくれました。


主治医の先生
「う~ん、どうかな…?」
と言いながら…

「増えてる!!!めっちゃ増えてる。」
笑顔。

「だけど、まだ次男くんの細胞か本人の細胞かわからんな?」

じっーと採血結果を見ながら、
「白血球の赤ちゃんが凄い数居るから、次男くんの細胞ぽいな。確定ではないけど。」
と言いながら、次男くんの頭を
「2回も辛い思いさせて、ゴメンやで。本当に2回もありがとう。よく頑張ってくれたね。」
って言いながら撫でてくれました。

だから、涙しました。

普通は、なかなか人の命なんて助ける事ないもんね。

怖くて痛くて、不安だっただろうけど、凄い体験をした次男くんはきっと、器のデッカイ人になると思う。


ママも、感謝なんか言葉で言い表せないぐらい感謝してるし、妹の為に耐えた強さと優しさに尊敬しています。


たぶん、誰よりも心配して誰よりも妹思いな次男くん、誰よりも感謝してるのは移植してもらった本人だよ。

なかなか素直に表現出来ないだろうけど、感謝してるし、ドナーになって貰う事に心配してた。
ドナーになることを誰よりも調べてた。

この二人の思い、必ず実る。

結果、必ず実る。

母は、信じてるよ。

最強の兄妹愛。