骨髄検査の日。
普段、気丈な娘が昨夜は凹んでた。
泊まって欲しそうにしてた…
ごめんよ…
だけど、どんな時も自分の気持ちを我慢する娘。ワガママ言わないから、親はずっと甘えてた。
ごめんよ…
そして、心配で凹んでいる人もう一人。
帰ると毎日
「白血球出た?」
と心配そうに聞く次男。
移植してくれただけでも感謝なのに、ずっとずっと結果が出なくて心配してる。
ごめんよ…
学校休んで一緒に病院行きました。
検査が終わるの待ちました。
結果…
次男の細胞も娘の細胞も両方確認できませんでした。
きっと優しい次男の細胞は、娘の細胞をやっける事が出来なくて、自分の細胞と娘の細胞と一緒に自爆したんじゃないかな?! 普段から、娘にだけは優しく弱い次男くんだから。私は、そう思いました。
と言うことで…
末梢血幹細胞移植をする事に…
再移植ですね…
またもや、娘は当然。次男にも負担やリスクが襲いかかります。
だけど今、再移植しないと生着不全になります。
どちらの細胞も居ないなら、前処置なしで細胞入れる。
主治医の先生の提案でした。
「だけど、次男に負担もリスクもあるから、今日返事しなくていいからね。」
って。
次男、
「やるに決まってる。なにがなんでも助ける」
だって…
私は、言葉にもならず…涙涙でした。
今も涙です。
再移植にショックだけど、一生懸命に妹を守ろうと頑張る次男に涙です。
私は、無力。
だけど、次男は全力で妹を守ろうとしてる。頼もしい。
ショックと頼もしくなった次男の姿と、複雑な心境ですが、前に進む決断をします。
必ず、必ず、他の人がしたことのない経験が、長い長い人生に役に立つと信じています。
次男くん、いつもは兄弟で一番アカンたれだけど、凄く凄くたくましく、そして頼もしくなったね。
兄妹愛だね。
感謝します。
娘はと言うと、最近ずっと38℃ぐらいの熱があります。
だけど、授業もうけ、トイレにも行けるようににり、見た目は元気です。
赤・黄色ともに輸血しました。
兄妹愛で、必ず乗り越えます。
今日より明日、必ずよくなります。