骨髄移植day 23 | ☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

娘の再生不良性貧血と骨髄移植
普段から仲良しの年子兄妹。
フルマッチ移植を二人で闘います。
普段はいつも負けてばかりの兄が、強い妹の為に頑張ります。本当は、優しいから負けてあげてるんだよね。
一度ならず二度も、一生懸命に妹の細胞と闘い妹を守り抜きます。

骨髄検査の日。


普段、気丈な娘が昨夜は凹んでた。

泊まって欲しそうにしてた…

ごめんよ…

だけど、どんな時も自分の気持ちを我慢する娘。ワガママ言わないから、親はずっと甘えてた。

ごめんよ…

そして、心配で凹んでいる人もう一人。

帰ると毎日
「白血球出た?」

と心配そうに聞く次男。

移植してくれただけでも感謝なのに、ずっとずっと結果が出なくて心配してる。

ごめんよ…

学校休んで一緒に病院行きました。

検査が終わるの待ちました。



結果…





次男の細胞も娘の細胞も両方確認できませんでした。

きっと優しい次男の細胞は、娘の細胞をやっける事が出来なくて、自分の細胞と娘の細胞と一緒に自爆したんじゃないかな?! 普段から、娘にだけは優しく弱い次男くんだから。私は、そう思いました。

と言うことで…

末梢血幹細胞移植をする事に…

再移植ですね…

またもや、娘は当然。次男にも負担やリスクが襲いかかります。


だけど今、再移植しないと生着不全になります。

どちらの細胞も居ないなら、前処置なしで細胞入れる。

主治医の先生の提案でした。

「だけど、次男に負担もリスクもあるから、今日返事しなくていいからね。」

って。
次男、
「やるに決まってる。なにがなんでも助ける」

だって…

私は、言葉にもならず…涙涙でした。

今も涙です。

再移植にショックだけど、一生懸命に妹を守ろうと頑張る次男に涙です。

私は、無力。
だけど、次男は全力で妹を守ろうとしてる。頼もしい。

ショックと頼もしくなった次男の姿と、複雑な心境ですが、前に進む決断をします。


必ず、必ず、他の人がしたことのない経験が、長い長い人生に役に立つと信じています。

次男くん、いつもは兄弟で一番アカンたれだけど、凄く凄くたくましく、そして頼もしくなったね。
兄妹愛だね。

感謝します。

娘はと言うと、最近ずっと38℃ぐらいの熱があります。

だけど、授業もうけ、トイレにも行けるようににり、見た目は元気です。

赤・黄色ともに輸血しました。

兄妹愛で、必ず乗り越えます。

今日より明日、必ずよくなります。