日本デビュー5周年 リュ・シウォン
恋愛観込め新アルバム
日本デビュー5周年を迎えた韓国人スター、リュ・シウォン(37)が絶好調だ。4日にリリースしたアルバム「万華鏡」は、オリコンの16日付週間アルバムランキングで5位に入った。「韓流ブームのなかの一人ではなく、リュ・シウォンとして認識してもらえるように努力を続けていきたい」と謙虚に語る。
日本では平成16年、アルバム「約束」でメジャーデビュー。翌年には日本レコード大賞の大衆賞を受賞し、18年から3年連続で日韓観光広報大使にも任命された。輝かしい経歴を刻み続けてきたが、悩みを抱えた時期もあったという。
「日本人のアーティストたちと接したときに、韓流ブームの流れのなかにいる人だ、という視線を感じたことがありました。できる限り日本人と同じような情緒が感じられるようになりたいと思ってきました」
ひたむきに日本人と韓国人の共感を追求しながら活動を続けてきた。昨年は日本でコンサートツアーを実施。今年9月には韓国で日本人ファンらを集めたバースデーイベントも行った。両国で活動するのは負担が増えて大変だが、「日本と韓国をつなぐ役割を果たしたい」と前向きだ。
今年1月には別の試練にも見舞われた。昨年末に痛みを感じた椎間板(ついかんばん)ヘルニアの手術をするために、仕事をキャンセルせざるをえなくなった。そのときに「仕事にかかわるすべての人に影響を与えてしまうことを改めて痛感した。自分の野望を実行するには健康維持が大切だと実感した」という。
その後は入院期間中に考えた計画を着実に実行に移している。11、12月には埼玉、愛知、神奈川、大阪でコンサートを行う。一方で「40歳までに結婚します」と宣言。新アルバムに収録したリュ作詞の曲「出会った頃のように」には自身の恋愛観も盛り込んだ。
「お互いに好きでも状況によっては別れざるを得なくなることがある。でも本当に愛しているのなら離れるべきではない。そんな歌詞と似たような経験をしたことがありました。何回か恋愛をしましたが、最近は忙しくて、出会いがないですね」(竹中文)
こちらでは載っていなかったので読めて嬉しい