なってるBIG BOSSからいきなりこう言われました。
「明日、リュ・シウォンさんの取材があるんで一緒に行きましょう」
は?
何?
どういう事?
って今日もスター、明日もスターマジで?
と言う事で、急遽決まったリュ・シウォンさんの取材に同行させてもらいました。
シウォンさんとは去年の12月、番組のロケ以来なので実に8ヶ月ぶり。
スタッフから去年の東京ドームのライブに僕が行けなかった時、
シウォンさんが「西尾さんに来てもらえなくて残念」と言ってくれてたと聞いていて
超うれしかったんです。
で、今回会えると言う事で、
「1日密着させてもらってたので覚えてくれてるかなぁ?」
と思う反面、超マイナス志向の僕は
「いや、覚えてないよ。シウォンさんはどんだけ忙しくてどんだけ色んな人に会ってると思ってんねん。俺の事なんか覚えてないよ」
と勝手に考えて、勝手に苦笑いしてました。
当日、取材の現場に現れたシウォンさん。
僕が女性自身のスタッフさんの後ろにいると、僕を見つけるなり
「おーーーーー!西尾さん!!!」
と、あのシウォンスマイルで僕の方に来てくれたんです。
覚えてくれてた喜びっちゃないですよ。
それからある番組の収録もさせてもらえないか、シウォンさんの事務所の方に
いきなり当日の直接交渉。
はい、僕も少なからずこの世界に携わってますから、大体の事はわかってます。
アポも取ってなくて、雑誌の取材だけのお願いしかしてないのに
いきなりの番組出演なんてありえないですよ。
しかも当日、しかも数分前に。
そんなのはこっちが失礼です。
しかも相手は仲間のお笑い芸人でもなければ、日本の知り合いの方でもない、
K-POPでも俳優でも韓国のトップスター。
何がどう転んでも絶対にありえない話です。
交渉の結果、もちろんNG。
そりゃそうです。
僕もある番組のために、女性自身さんにも迷惑がかかるかも知れんし、そうなったら困るし、NGはもちろん即答で「わかりました、ありがとうございます」な訳です。
女性自身さんの取材もちゃくちゃくと進み、かっこいい、かわいい、シウォンさんの顔がいっぱい見れました。
それだけで充分。
ありがとうございました。
取材も終わり、シウォンさんに挨拶しようと思って近づくと、シウォンさんが何やら事務所のスタッフと、女性自身のスタッフとしゃべっていました。
遠巻きに見てる僕。
するとシウォンさんが「西尾さん!!」と手招きをしてくれました。
みなさんびっくりしないで下さいよ、
なんと、ある番組の取材がOKになったんです!!!
聞く所によると、シウォンさんが「西尾さんがせっかく来てくれてるのに、何にもしないのは悪いよ」と事務所のスタッフさんを説得してくれたみたいなんです。
「いやーー、でもーーー・・・・」って感じの事務所の方だったんですが
「大丈夫、いいよ、やろう、西尾さん!!」となったみたいです。
それを後に聞いたとき、僕鳥肌が立ちました。
現に今書いてるときにも、あるでしょ?
感動した時に鳥肌って言うか頭からジーンってのが降りてくるやつ。
あれになりました。
なんて優しい、なんていい人で、なんて思いやりのある人なんだと。
ありえないんですよ、アポなしで出演なんて。
NGって事は一瞬たりともシウォンさんが映ってるところを番組で使っちゃいけないって事なんです。
それをたった一言でも使わせてもらうにはOKが必要なんです。
時間も押していたので、本当に短い時間ですが話を収録できました。
シウォンさん本当にありがとうございます。
今、思い出してまたジーンが来ました。
マジであの優しい微笑みの中の男気溢れる、リュ・シウォンに出会えました。
今度はシウォンさんやスタッフさんを困らせる事無く、ちゃんと前もってオファーをしてゆっくりお話しを聞かせていただきたいと思います。
でも今回は思いました。
僕なんかはここに書かせてもらったり、番組で前面に出させてもらって自分がやってるように映ってますが、違うんですよね。
今回みたいに、交渉してくれたスタッフ、それを聞いてくれた、シウォンさん側のスタッフそしてそれを受け入れてくれた、シウォンさん。
みなさんに助けてもらいながら、すべてが出来ているんですね。
そしてもちろん、見てくれているみなさん達。
みなさんがいなければ、何も成り立たないです。
すべてに助けられ、生かされて、僕は今色んな事が出来てるわけですよね。
シウォンさん、今回は本当にありがとうございました。
シウォンさんは、僕の友達です!!!
はい、調子に乗りました。
で、さっきから出てくる「ある番組」ってなに?って思ってる方もいらっしゃいますかね?
それは・・・・・またの機会に。