自粛期間が空け、6月からの活動再開を経て現在1ヶ月間が経過しました。


コロナが社会にもたらした影響は様々あると思っていて、

仕事や私生活面においては
現場に赴く(足を運ぶ)事の重要性(意義)や、緊急性をすごく問われ、
行動の意味を慎重に判断して行動する時代となっていますね。


私はこの
「現場の重要性」は今後生きていく上での大切なキーワードになると思っていて、
これはコロナが終息しても変わらないだろうと深読みしています。


単純に言えば、
「それって、今この場でわざわざやる意味あるの?」
ってフレーズに対して、しっかり返事が出来なきゃアカンってハナシ。


少年サッカーの指導現場においても同じことは当然言えて、

「みんなの大切な時間を作って、わざわざ集まるグラウンドでの貴重な時間」に私は何が出来るのか⚽️
って観点で指導案も考えなきゃいけないなと、まぁそんな感じで思っています。



要するに、不要不急は排除される時代の中で、
「必要な物」だと判断される、みんなに求められる現場じゃないとアカンね⚽️ってこと。



こうなると逆に、
わざわざ集まってやらなくて良い練習は現場からはどんどん排除されていくことになります。
「不要不急」になってしまう。

当然すぐには出来ないとは思いますが、
今後を見据えると各自が早めに備える必要は感じています。


①リモートで出来ること(個人/自宅)
②集まらなければ出来ないこと(チーム/グラウンド)


この違いを分かって過ごせるかどうかは、今後生きていく上ですごく大切だな。と思います。




ここで重要なのが
「自主練習」「自主学習」「事前準備」


自分で出来る事をコツコツやれる人が
これからの社会で、いざと言う時に「チカラを発揮する」ハズです。
社会を背負っていく人物モデルになるハズです。


その為にも
今から何が出来るのかを考えていかなければならない。




そこで、チームとしては
「家でサッカーの為に毎日必ず出来ることチャレンジ」

=【毎日チャレンジ】

として子供達と保護者さん達とで取り組み始めました。


条件前提は
・目標設定は何でも良い
・目標を変更したら都度コーチに連絡すること
・毎日必ず出来るように親子で考えること


これだけ⚽️


6月から約1ヶ月実施してみて、
先日チームとしては全員と振り返りを行いました。

その後は、
各家庭で対策と今月の動きを再度考えてもらう時間を作る中で、
各々では様々な思いがあったように感じました。



ある家庭では、7月からはこんな工夫も


《親子での約束ごとシート》



見やすく分かりやすく、書き出すアウトプットも取り入れての工夫ですね(>_<)とても良いと思います!



この他にも
1ヶ月の取り組みを親子で振り返って、
7月はもっと取り組めるように頑張る!って意気込みだったり、
やってる意味としてはまだ見出せてはいないけど、とにかく毎日頑張ってみる!って想いだったり。色んな声が届いています⚽️


コーチとして
この取り組みを行いたい目的意義は、
上述の通り先々を見据えての、
団体(社会/チーム)⇄個人
の線引き区分けのトレーニングでもある訳ですが、



家庭としては、当然やるからには出来るだけ早くすぐに結果の伴う努力を行いたい!って想いもすごく理解できます。




目標設定が的確に成されていれば、
リターンは必ず大きな物になりますが、
(それが努力ってもんだし)


しかしながら
毎日出来るかどうかも大切なので、
目標高すぎると、挫折しちゃうかもしれない。


そのバランスを考えながらうまく運用しなきゃならないって事で、面倒くさいし大変な作業なんですけど、諦めずに取り組んで欲しいと思います。



いずれにしても
関係者で模索、相談を繰り返しながら
子供達や家族、そして関係者全てが前向きな思考になれるための行動にしていきたいです。




みんなで頑張ろう!



五十嵐