暗雲立ち込めるパルシステム | モカルカフェ

モカルカフェ

【Carbuncle】 磨き丸く仕上げられたザクロ石のこと。元々ラテン語で「燃える石炭」や「小さな石炭」の意味で、転じて赤い宝石の総称となった。

パルシステム の利用を始めたのは今から2年半くらい前になるのかな?


「オトウトを産んだ直後はあまり外出できないと思うから」始めたパルだったけど、

「アニを連れて買い物に行きたくない」と言う本音が続いてオトウトがある程度育っても継続していた。


そのうち特売スーパーの野菜なんかを食べてもおいしくないなぁ、と思う事が増えて、

PB商品に愛着が沸いたり、無添加の調味料が市価より安かったりして今に至っているわけである。


だが、しかし。

ここ最近、カタログを見ては「ハァ~。」と溜息ばかり。

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5月1回

ピーマン・北海道の長芋・カラーピーマン・長なす・かぼちゃ・大根葉;ささかみのまいたけ

さつまいも(五郎島金時)


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5月2回

エコ新玉ねぎ・エコしょうが・えのき茸・大根葉・青森のにんにく(バラ)・大葉・オクラ


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5月3回

かぼちゃ(カット)・えのき茸・大根葉・新にんにく・エコ新じゃがいも・新ごぼう・九条ねぎ・コアフード新玉ねぎ

枝豆・カラーピーマン


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5月4回

花クレソン・枝豆・長なす・大牧農場の雪室じゃがいも(北海こがね)・みょうが・ささかみのまいたけ

新じゃがいも(小粒)・北海道の長芋・えのき茸


毎週、隔週、同じような野菜ばかり頼んでる。

ピーマンやナスは食べさせられるメニューも限られてくるから食卓がマンネリ。


・・・6月1回の配送ではついに青果はひとつも頼まなかった。。。


新じゃが、新玉、新ごぼう。

夏野菜も走り始めて「おっ!」と思うのは1~2週であとは手が出ない。


だって、産地の指定が出来ないんだもん。

初めの内は西南の方しか出てこない「新」や「夏」でもすぐに関東の産地も名前が上がってしまうから。


でも、それでも、一時期よりは、まだ良い。。

ちゃんと産地詳細をカタログに載せるようになったから、良い。


震災後からパルシステムに不信感を感じ始めた私。

一番初めに「あれ?」と思ったのは、カタログの青果コーナーの最後に載っていた産地詳細が消えたこと。


各品目の横に記されている生産グループ名で茨城(=茨城産直センター)は理解するとして、

ふきのとう(ふきのとう産直センター)の産地が茨城だと言う事は産地詳細が無ければ組合員にはわからない。


そのうちに出荷制限地域のほうれん草が配送される事件 が起きたり、

”思いをつなげる産地応援野菜セット” なるものが発売されたりして、不信感はどんどん強くなる。


生協って長じて消費者のための産地応援をしているんだと思っていたけど、

実は生産者を軸に据えた購買システムなのか?と思うようになってしまった。


一時期より値は減ったとは言え、今でも、水でも空気でも被曝している。

外食にまで目くじらを立てたくないし、家での食事くらいは気にして気にして抑えたいところ。

その大事な、家での”安全な食卓”に、『食べる』で支える!なんて使えないよ。。。


(以前より上げてある)『基準値以下だから安全です!』なんて言う生協じゃないと思ってた。

『風評被害に困っています!』なんて言う生産者の方達じゃないと思ってた。


『農地が落ち着くまでは生産はしません。でも、それでは生活が成り立たないので募金をお願いします。』

なら、喜んで手を差し伸べるられるのに。毎月でも、毎週でも、積立するのに。


とは言え、スーパーに山積みにされた【鹿児島産】を見てもドキドキしちゃうし、

何より今までおいしい野菜を食べてきたから切り替えるのも悩むところではある。


他の生協のホームページを見ても被災地応援のスタイルは似たり寄ったりなんだけど、

産地の指定、好きな産地の物だけを買えると言う点でOisix は一歩リードしている感じ。


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