埼玉県熊谷市を地元とする和洋菓子店、梅林堂
和菓子よりの銘菓のラインナップは六花亭 の様な感じでしょうか。
(全然そこまでオサレじゃないが)
たまに折込チラシが入っていたり、
よく行くモールにも店舗があったりするのですが、
実はまだ、何一つとして購入した事がありません。
いわゆる銘菓ってお客さんからその方の地元の物を頂く事が多いもの。
あとはネットやクチコミで話題の物をお取り寄せしたり、
デパートなどの物産展で財布の紐が緩んで買ったりするだけで、
自分の地元の物って逆に食べる機会がなかったりしませんか?
第一に何かビミョーに高いし。(笑)
そんな中今回の折込チラシは 初夏の梅林堂まつり だったのですが、
世界のHomeMadeCakesが特集されていました。
(ホームメードだけあって日持ちする系)
一言の説明書きに発祥の地や名前の由来などが載っていて
ちょっと「へぇ~」とか思ったので、祭ってる間に買いに行こうかと思いました。
【アメリカンマフィン】U,S,A
英国アフタヌーンティーの定番だったマフィンが
アメリカに渡ってスイーツに変身しました。
スコッチウイスキーとタータンチェックで有名なスコットランドで生まれたお菓子。
クリームやジャムを付けて。
【ミンスパイ】UNITED KINGDOM
元はひき肉(ミンス)を入れていた、イギリスの食事パイでした。
家族が留守の間に家事を済ませてくれる妖精
「ブラウニー」の茶色のコスチュームからのネーミング。
アメリカでもっともポピュラーなおやつ。
切り口が年輪にみえることから「木のお菓子」と呼ばれるドイツの伝統菓子。
誕生日や長寿祝いに使われます。
月に見立てた中国の丸いお菓子。
「中秋の名月(=日本の十五夜)」には親族そろって食べる風習があります。
イタリア北部、ロンバルディア州産の濃厚なチーズと、
エスプレッソのコンビネーションが特徴のヴェネチアのドルチェです。
アメリカのチェーンストアの進出で有名になったシナモンロールですが、
もとはスウェーデンの定番菓子パン「カネルブッレ」。
アンジェ地方の酪農家で生まれた、家庭のデザート。
バターを作る途中でできるフロマージュブランをガーゼで包み、
木苺のソースをかけます。
語源は「輪っか」を意味するスペイン語やポルトガル語のrosca。
スライスしてわっか型になったパンは「一度食卓に出したパン」の
意味があったようです。
ベルギーの国土は四国の1.5倍。
小さな小さな国ですが、ゲルマン系とラテン系の接点にあたり、
多様な文化を併せ持つ国。
この国では地方によっていろいろなワッフルがありますが、
特に日本人好みのリエージュ風ワッフル。
【ザッハトルテ】AUSTRIA
ウィーンのホテル・ザッハのパテシィエが、首相の命を受けて、
ウィーン会議用に考案したケーキ。
ヨーロッパ最古の文明発祥地であるクレタ島。
ここで生まれたキャラメルは、フランスでキュートに成長しました。
ポーランド王スタニスワフが退位後に住んだアルザス地方の宮殿で、
マドレーヌと言うメイドが作ったという説が有力。
彼が娘(ルイ15世妃)に贈って有名に。
どう?
結構知らない焼き菓子雑学に思わず「ふむふむ」してませんでした?
かーばんくる一番の驚きは茶色い妖精、ブラウニーでした!