東日本大震災 | 3つの難病と日常と

東日本大震災


4年が過ぎたなんて信じられません…

4年前の2時46分、忘れもしません。

揺れがおさまって当時住んでいたマンションのベランダから外を眺めると、沢山の家から人が続々と出てきました。

マンションに一人でいたので、こんなときどぅしたらいいのかわかりませんでした。

部屋着の上にダウンを着て、携帯をポケットにいれて二匹のチワワをキャリーにいれてエントランスに行きました。

同じマンションの人達か沢山集まってきて、どこに避難したらいいかとか色んなことを話していました。

二匹もいるし、とても寒かったのでとりあえず部屋に戻って電気や水道の確認をしたり、落ちたものを片付け始めました。

電気、水道、ガス全て停まっている…

しばらくして、主人と連絡がとれて安心しました。

部屋のものはほぼ全部落ちてひどい惨状…

どこから手をつけたらいいかわかりませんでした。

またベランダに出て、外を眺めると雪が舞っていました…

こんな日に雪が降るなんて…



TVは見れないし、ラジオは持ってなかったのでこんなにひどい惨状が広がっているなんて夢にも思いませんでした。

主人が帰ってきてから、車でTVを見て衝撃を受けました。

自分の出身地が…

沢山の思い出がある地元の場所が…

なくなってから、地元がどれだけ大切かわかりました…

地元が大好きでした…




今日は震災から4年…

この日、この時間がくるたびに悲しくなります。




私も震災の特別TVを観ながら、黙祷しました。

4年が経っても、亡くなった人への思いは変わりません。

沢山の人がもっと生きたかったと思います…

病気になってしまったけど、その人達の分まで生きなきゃいけないと思いつつ“こんなからだになってまで生きなきゃいけないの?”と、今でも思ってしまいます。

欲張りなのかな。






来年の今日はどんなお気持ちで迎えるかわからないけど、またきちんと震災と向き合って地元の復興を見続けたいです。

いつか、また大好きな地元になりますように。

そして、大好きな地元を歩けますように。