読書の知恵を暮らしに活かす♪
暮らしの読書コンシェルジュ☆ますみです。
スカッとした青空!ですが、身体の声を聴きながら家でのんびり過ごした休日
晴れても降っても安定のモカ
12月後半からゆっくりペースで読みました。
ゴッホの中には「画家」としての種があり、発芽に必要だった起爆剤が太陽(パリ)と水(浮世絵)
ゴッホの生涯と作品について。
ヨーロッパで日本美術がどれだけ流行って、浮世絵が画家達にどれだけの影響を与えたのか。
日本美術をパリにもたらした林忠正という存在。
パリ〜アルル〜サン・レミ・ド・プロヴァンス〜オーヴェル・シュル・オワーズ…ゴッホのあしあとをたどる旅案内。
マハさんのアート案内は興味深くて読みやすく、ゴッホに関する小説と解説の2冊セットで読める面白さがあります
ゴッホ作「タンギー爺さん」の背景には浮世絵が描かれていますよ〜
印象に残る「たゆたえども沈まず」のフレーズはパリのことを指しているんです。
パリは昔から、その中心部を流れるセーヌ川が、幾度も氾濫し、街とそこに住む人々を苦しめてきた。
パリはいかなる苦境に追い込まれようと、たゆたいこそすれ、決して沈まない。
どんなときであれ、何度でも。流れに逆らわず、激流に身を委ね、決して沈まず、やがて立ち上がる。そんな街。それこそが、パリなのだ。
揺れても沈まない船のように、しなやかで折れない柳のように。
コロナ禍で先が見えづらいですが「たゆたっている」イメージで…小舟になって、流れに逆らわず、身を委ねて、沈まないように。
林忠正がゴッホに語りかけた言葉、それはマハさんが私たちに伝えてくれる言葉。
今を生きるヒントとして受け止めます
私のゴッホ・ギャラリー…「糸杉」「タンギー爺さん」
何てことのない日常の中に、楽しみや喜びを見いだしていきましょう
穏やかな休日に感謝♪
今日もありがとうございます。