こんばんは。
今日の石川は、久しぶりに気持ちの良い青空でした。
今日は書き換えのお話です。
UMIの書き換えでは、
過去の不快を感じた出来事の捉え方を変えるということをしています。
そのために、
いろんな角度からその出来事を見直すことによって、その出来事の真実を見ていきます。
例えば、親に分かってもらえないと感じていた出来事が、
そうじゃなくて、本当は親の機嫌を損ねたくなくて、私自身が伝えないという選択をしていたんだということに気づいたり、
もっとこうすれば良かった…って悔やんでも悔やみきれないような出来事が、
でもその時は、それが自分なりの精一杯だったよねって思えたりすることで、
ああ、そっか…
私の中ではそう捉えてきてずっと苦しかったけれど、
実はそうじゃなかったのかもしれないな…。
そう心から癒されて
その悲しかった過去の出来事は書き変わります。
でも、真実が分かっても、
なかなか書き変わらないこともあります。
頭ではそう思えても、
納得できない。
癒されない。
それってなんでなんだろう?っていうと、
その出来事があった時に感じた、自分の悲しさや寂しさなどの感情がまだまだ癒えてないから。
分かってもらえないと感じた
私はダメなんだと感じた
認めてもらえないと感じた
報われないと感じた
その時の自分の感情が解放されきっていないからなんだと思います。
(他の理由がある場合も考えられますが…)
その出来事の真実は、確かにそうだったのかもしれないけれど、
その時に自分が感じた、その悲しかった感情もまた真実だから、
その感情をしっかりと解放してあげないことには
なかなか書き変わりにくいのだと思います。
ではどうやって解放するのか…。
心の奥の方にずっとしまっておいた感情を解放するには
その感情を表すのにピッタリくる言葉を見つけてあげることが大事なのかなぁと思います。
潜在意識にあるものは、言語化することによって初めて顕在意識にあがってきます。
顕在意識に上げて認識できるようになることで、
改めてしっかりと感じ直すことができるのです。
ああ、あの時私はこう感じたんだね。
これが悲しかったんだね。
ってしっかりと認識し、
その時に戻ったような気持ちでもう一度じっくりと感じ切ることで
未消化な思いはやっと解放されて成仏できます。
その時にやっと、
頭で分かっただけで、なかなか納得できなかった真実が
腑に落ちる感覚になり、
悲しかったはずの出来事が
ちゃんと書き変わりますよ。
朝の日差しで日向ぼっこ