以前心理学の講座を受けに行ったフリースクール。
そこで聞いた所長さんの言葉が、とても印象的だった。
緑と赤、紫と黄色は
正反対の色だけど、
寄り添うことでお互いを引き立て合う存在になる。
人間も同じで、違いを認めて寄り添い合えば、
お互いの魅力を引き立て合う仲間になる。
あなたの持ってるその個性、私とは全然違うけど素敵だね。
そんなふうに、お互いを認め合い寄り添い合うことで
自然と補い合ったり、引き立て合ったり、相乗効果を生み出したり…。
それって本当に素敵なことだなぁと思う。
違うものってついつい排除したくなったり
みんなと同じが安心だから、無理やり合わせようとしてみたり…
それ自体、安全に生きるための手段であり、自然な感情でもあるんだろうけど、
何事も、寛容さを失ってしまうと、不自由だよね。
そしてそんな世界って、狭く窮屈なものになってしまう。
みんな同じだと、その価値観の中で何か問題が起きた時に、解決方法が見えなくなることもある。
問題を解決したい時って、違う視点や角度から考えてみることってとても大事になるから、
自分の周りに多様な視点・思考がある方が、断然解決しやすくなる。
みんなが個性や自分らしさを活かして社会にいる・存在し合える。
そんなお互いを、お互いが認め合う。
そういう社会が、私もいいなぁって心から思う。