不登校はもう一度生き直すチャンス
長男が不登校になりたての頃、あれこれ調べてた時にふと目にした言葉。
長男は、物事を深く考えることとか
とても苦手なタイプ(だと私は思っていたん)だけど
ある日、『進撃の巨人』のアニメを見ながらこんなことを言い出した。
『どっちが被害者でどっちが加害者だとか、
ほんとはないんじゃないかなぁ…って最近思うよ。
物事を客観的に見る目ってすごく大事なんだね』
って。
学校には行っていなくても、
毎日いろんなことを学んでいるんだなぁって嬉しくなった。
自分は大人の被害者だって思い込んでいた出来事も、
彼の中で少しずつ捉え方が変わり始めているのかもしれない。
それは、被害者意識で苦しいまんま学校に通い続けていたなら、
きっと気づかなかったことだろうと思う。
そして、
そんなことを話してくれる、今のような親子関係だって、
不登校にならなければ、きっと
手に入れることはできなかっただろうなぁとも思うのだ。
私自身、息子の不登校がきっかけで、
自分の長年抱え続けてきた生きづらさと向き合うことになるなんて、
微塵も思わなかった。(笑)
不登校はもう一度生き直すチャンス
それは、親の私にとってのチャンスでもあるんだと思う。