長男、
不登校になった頃から
前髪を指でくるくるしながら引っ張る癖ができて、
いつも引っ張る部分が、とうとう500円玉大のハゲになってしまった。
『かわいそうに…あんまり悩まないでね』
私がそう声かけたら、
『え? おれ、悩んでるのかなぁ?』
って(笑)
彼がほんとに悩んでないのか、
それとも、やっぱり思春期の悩みの真っ只中にいるのか…
それはわからない。
でも、勝手に彼をかわいそうな子に仕立てあげるのは
もうやめようって思った。
親にかわいそうな子だと思われている方が、
よっぽどかわいそうなのかもなぁって。(笑)
そして、
かわいそうにしたのは私だと、自分を責めることも
もうやめようと思う。
ずいぶん昔に子供の学級通信で見て、
いいなぁって思って引き出しの奥にしまい込んでいた詩を、
ふと思い出したので、引っ張り出してきて、
長男と一緒にもう一回読んでみた。
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「子は親の鏡」 ドロシー・ロー・ノルト作
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる
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あれれ??
なんでだろう…
改めて読むと、自分を責めそうになるぞ??
なーんてね(笑)