日生劇場 『ISSA in Paris』2回目、3回目と観てきました。
『ファントム』や『タイタニック』の作曲家モーリー・イェストンさんの
原案・作詞・作曲。
モーリーさんが1960年代に小林一茶の傑作に出会い、瞬く間にその文学に恋をし、イェール大学、留学したケンブリッジ大学でも俳句の世界を学んだそう。(パンフレットより )
一茶の記録のない空白の10年、パリにいたとしたらというモーリー・イェストンさん原案の逆オファー。
オリジナルミュージカルを作る情熱、梅芸さんの信頼の厚いスタッフとキャストさん結集の総力を費やしたオリジナル作品ですね。
3回目にして、これはとんでもなくすごいのでは?と良さがわかった気がします。熟していったらいいなあと思いました。
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だらだらと、個人的思い込みの偏った備忘録です。
内容に触れています。
初回は、曲がどれもいいのに驚き、演出もおおお、と思い、キャストさんは皆素晴らしく、アンサンブルキャストさんお着換えなど随所に密度ある大活躍、でも、凝りすぎて情報も多くて、もやもやがありました。
(パンフレットにしっかり難しさなど語られて、答えがありました)
2回目は、たまたまナオトリムのお友達と一緒になり、ランチしながら、どうしたらもっといいだろうか?なんてこともつい話してしまいました。
時空を超えたファンタジーは全然OK!一茶とフランス革命、モーリーさん原案というのが面白いですね。
でも、それを日本風な脚本に落とし込んだときに、親の七光りとか、親との確執というのがどうなのかな・・そこで、??とひっかかると、その後の旅路が素直にのめり込めなかったのがもったいない。
最初の
TALK TALK TOKYOがめちゃくちゃ聴かせるナンバーです。宅配便と飛脚とか、現代と一茶の時代が対に入り混じってシュールで圧倒する大ナンバー。パンチのある始まりで、その後もいい曲ばかりなのに、2曲目と3曲目で、んん?となってしまいました。
海宝さんの最初が、グレーと黒の衣装で、パリでグレーに白が混じり、最後には、真っ白な衣装で海人が作った曲のオケを指揮して、大団円の結末にするには、やっぱり最初に落ちる闇が必要なのかもしれません。でも、家庭に恵まれなかった一茶に対して、海人がメンヘラにみえてしまってました・・・
2回目。
いいお席のチケットをFCでいただいていたのに、行けずに手放してしまいました。予備で学生チケットとっておいて良かったです。チケット引換券の時に、さらに学生にお得なお知らせもいただきました。
どこでもありがたいと思っていたら、S席1階センターで、びっくり。
ホリプロさんだと、散らばってパラパラお席を割り当てしてくれることが多いですが、センター1列学生席で割り当てて下さったのか。もったいないいいお席で、社会人学生で恐縮です。
結局、前の方が着席されて、海人がキーボード演奏するところなどまるまるかぶってみえなかったりもするので、GCとか2階でも良かったですよーと、ちょっと思いました![]()
Wキャスト両方観れました。
空いてるというのは皮肉ですが、いいお席をいただけて、トイレも行きやすく、幕間にカフェでお茶もできて快適です。
3回目
梅芸さん一般で購入したXのつく座席
冒頭の海宝さん登場に、真っ暗に深く沈んだ目と佇まいだけで、ぞぞぞぞぞっと引きずりこまれました。ぶつぶつ病んだだように俳句を言い続けてるのも。
モーリー・イェストンさんの楽曲と、音楽監督の森亮平さんの編曲でとにかく素晴らしい楽曲作品です。音楽が引き立って、没入します。
1幕最後は、海人が子供の頃を思い出し、母の研究の足跡を追い、一茶の俳句世界に押し寄せられるカオスな一曲、それが夢オチだったというのも秀逸。
緻密に緻密に繋がりあって、一茶の世界と現代が作用しているのが凄すぎます。
・くるむくんはとにかく素晴らしい。キラキラが眩しく、慈愛に満ちた俳句で愛がいっぱいの一茶。
・豊原さんの姿と響く歌声に魅了されます。
・白は、回想やパラレルワールドなんだろうなと思いましたが、フランス革命時代の白のお衣装がキラキラに見えて?でしたが、近くでみたらラファエルの衣装もボロボロでした。
・原案ではいなかったお母さん、彩吹真央さんがかっこよく、弥太郎の母の歌声も素晴らしかった。藤咲さんもソフトで良かった。
・塚本直さんのボーカル部分がちょっと音量小さく感じて残念。歌もっと聞きたかった。遊女もステキでしたー。
・阿部裕さんの和装のキャスト写真、全然違った笑。白い衣装で登場は、天国のお父さんが見守っている、回想だなと思いましたが、和装も、ロン毛も良かった![]()
・中河内雅貴さんも、染谷洸太さんも、アンサンブルさんも一体何役、何度着替えてるの?過酷すぎませんかっ
・准一郎さんはどこにいてもわかるし、森山さんのいいキャラ、木暮さんのインパクトあるパリのデモ、キャストさんそれぞれを活かした精鋭なのだなあと思いました。
・パリで出会った潤花さんの明るい逞しさ、そう表現するのかっていうダンスも新鮮でした。
時代をいくつも行き来して、それぞれ作り込んであるので、意図が糸として繋がればすごいと思うものの、そこまで盛り込みすぎなくてもいいかなとも思います。
初日ではかぶってなかったけど、リスちゃんが一茶の宗匠頭巾を被ってるっ カエルもいるっ細かいっ![]()
長野県、信濃町とコラボ、俳句イベントなど行けずに残念。
こんなにタイアップしてくれるんですね。
くるむくんも長野出身だし、長野公演があると良かったのでは・・。
予習復習なども

















