私が独身時代に初めてお迎えした、大事な大事なモカ。
いつまでも一緒にいられると思ってた。
目が出てきて、眼圧が高くなったり、副腎疾患にかかったり、病気はまちまちあったけど、元気だったから、ずっと一緒にいられると信じてた。
頭では、命あるもの、いつかは死ぬんだって分かってるつもりだったけど、勝手に、モカとはずっと一緒にいられると思ってた。
インスリノーマになってしまい、7歳過ぎてから、低血糖発作が頻繁に起こる様になり…。
そして唾液腺種ができ、そのすぐ後には血管肉腫になり、私のかわいいモカのお顔が、どんどん変化していった。
それでも私にとってはかわいいモカで、かわいい息子である事は変わりなかった。
どんな病気になっても、今夜が峠だよって言われても、いつも奇跡を起こしてくれてたから、ピンとこなかった。
だって、今夜が峠って言われてから1ヶ月は頑張ってたし、インスリノーマの大発作を起こしたら2.3日で亡くなる事が多いのに、モカは1週間も頑張ってたくれたから。
8月22日、モカがお空に逝ってしまった時でも、ピンとこなくて、しばらく涙が出なかった。
モカがいない生活…もう1年たちました。
お空で元気にしてますか?
モカに会いたい。
お盆だったよ。帰ってきた?ちっともモカの気配がなかったけど…。
一周忌だよ。また帰っておいで。